なぜか売れない。
この話はとても感動的な実話なのだけれど
誰も信じてくれない。
さて、
どうしましょう?
ロバート・チャルディーニがベストセラー「影響力の武器」でこんなことを語っていました。
「今や人は何かの決定を求められた時、
情報が処理できないほど溢れすぎている。
なので、
信頼性の高いひとつの情報を基準にして
何らかの決定を行ってしまうようになってしまったのだ。
その信頼性の高い情報の基準とは、
①返報性の法則 (何かをしてくれた人にはお返しをしたくなる)
②好意の法則 (好意を持った人を信じてしまう傾向がある)
③希少性の法則 (例えば世界に1個しかないモノは欲しくなる)
④権威の法則 (肩書きのある人のお墨つきは信じたがる)
⑤社会性の法則 (みんな買ってるよ、と言われるとその品質を信じてしまう)
⑥一貫性の法則 (軽いイエスを一度言うと、ずっとイエスを言ってしまいがち)
――である」
チャルディーニは上記6基準のどれかを使えば、
人にモノを買ってもらったり、
何かを説得するのはとても容易になると説明しました。
例えば、
Aという商品を売るには…
「このAは日本にまだ3個しかなくて、
大学教授のKさんも愛用しています」
と説明する訳ですね(③と④をくっつけてみました)。
さて。
思い当たる節、
あなたもありませんか?
取り急ぎ、
ご参考まで。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
影響力の武器[第二版]―なぜ、人は動かされるのか/誠信書房

¥2,940
Amazon.co.jp