結構気に入ってます。
ある大金持ちがある時、
道端の溝に1角(=約1円)を落とし、
水につかりながらその1角を必死に探していた。
通りがかった若者が気の毒に思い、
一緒になって探して、その1角を見つけた。
すると、
その大金持ちは大喜びし、
お礼に100元(=約1300円)を若者にあげた。
若者はビックリするが、
大金持ちはこう言った。
「おカネがどういうものか私はよく知っている。
不注意でおカネを落とすと、金運が落ちる。
逆に、おカネを拾うと、金運がアップするサインなんだよ」
(末松知子著 ハイヒール・アセンションより)
おカネが欲しいと言いながら、
道端に落ちている1円玉を拾おうとする人はほとんどいません。
だからこそ、
おカネを大切に扱ってくれる人の所に
おカネは集まってくるのだといいます。
財布の値段の200倍が年収に相当する、
という説を聞いたコトがありますが、
それも同じ理屈なのでしょう。
武術で考えると、より分かり易いです。
小技が出来ない人に、大技は絶対出来ません。
ちなみに、
「神は細部に宿る」
の意味としては、
「ディテールに手を抜くな」
とか諸説あるみたいですが、
個人的には
「身の周りの些細なコトを丁寧に仕上げて行こうゼ」
というニュアンスの解釈が今は一番しっくりきています。
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ハイヒールアセンション/末松 知子

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