小学5年生の時分でした。友人がLSプラモのP-08を買って組み立てたんですが、トグルジョイントのリアリンク・ピンが欠如していてトグルが異常に面白い動きをしたものですから、非常に好奇心をそそられ、この時点から日本のガンマニアがまた一人増えたのでした。

それからというもの、ルガーP-08のモデルガンを買うためにコツコツと貯金を開始し、当時5,000円だったと思いますが、1975年の春、地元の百貨店で4インチモデルを購入したのでした。(当時、百貨店でもコーナーを設けていて、モデルガンを販売していました。そして、住所・氏名・電話番号を名簿に記入したように記憶してます)


しかし、モデルガンメーカーが複数あることなど知る由もなく、購入したのはマルシン工業のP-08だったのです。

LSプラモと比べてみるとグリップは細いし、分かってはいるけど金色だし、そもそも指アクション自体機構が違うし、どうなっとるんか?と不信感が募ってモデルガンへの憧れが初回にして一次的に萎えてしまったのでした。


しかし、MGCのP-08はほぼ実物と同じ機構だと後で知り、随分経過した1982年に渋谷のMGCで、しかも半額セールで購入したのでした。


MGC P-08 6インチ

果たして、マルシンのP-08は進化を遂げて素晴らしい出来栄えのモデルを発売してくれました。



当時、興味を持ったトグル

MGCのリアサイトはカチャカチャと動いてしまうのが残念


マルシンのリアサイトはカチッとしていてGood

マルシンのトグルの刻印

サイド



MGCの刻印

今となってはハンバーガータイプの方が良かったかも

何かの縁でしょうか、マルシンP-08は広島市のMGC店舗で遭遇してし購入しました。このカードも入っていました。



取説も含め、小林弘隆氏のものですね。


そういえば、以前アメ横のマルゴーにZEKEのP-08ランゲラウフ8インチモデルが飾ってあって、50万円のプライスに驚愕したことがありました。