またしても、ブログをサボっていましたが…、その間に大変な震災が日本を襲いました。
M9.0は世界観測史上最大の規模ということでした。
亡くなられた方、行方不明の方も日々増えていく一方で、この震災の日本へ与えた影響の大きさはとてつもないものだと感じています。
被害者のご家族の皆様の心境を思いますと、こちらも胸が痛くなります。
地震により亡くなられた方々のご冥福を心からお祈りします。
そして、行方不明となった方々が一刻も早くご家族と再会されることをねがっています。
このブログの趣旨は、見えていること、感じていることを正直に伝えていこうというものです。
今回の震災について、僕が感じること、また頂いたメッセージはいくつかあります。
気が重いのですが、それを正直に伝えていこうと思います。
最初に…、ひょっとするとこの記事を見て、お気を悪くされる方がいらっしゃるかもしれません。
(結構ヘビーな内容なので(^_^;))
もし、その様な方がいらっしゃいましたら、本当に申し訳ありませんm(_ _)m
そして、僕がお伝えすることは、あくまでも僕個人が感じ取ったことです。
そこには僕の主観も含まれています。
それが、絶対的なものではなく僕という存在、一個性からのメッセージであるとお考えいただければと思います。
震災の報道を見ていますと、驚かされるのはその津波の規模です。
報道では、その高さは20mにも達すると伝えられています。
そして、その津波の色は真っ黒なのです。
このことは、自問自答部内でも話題になっていましたが、海底の泥が津波に含まれているためとのことでした。
海の底…。津波…。黒…。
これは何を意味するのでしょう。
僕がお伝えしたいのは、この部分なのですが…、今回はいつもよりもちょっと理屈っぽく、重い記事になることをご容赦くださいm(_ _)m
僕は以前、独学で心理学を勉強していたことがあるのですが、その中で「水」は潜在意識や無意識の象徴とされていました。
人の心の無意識の部分は「水」の様に何色にも染まりますし、川の流れの様に変化していくものだからです。
このことは、夢分析する上でよく用いられることがある様ですが、僕の経験上、このことは現実ともリンクしてるように思います。
水漏れや、水をこぼすなどのトラブルの後には、今まで無意識だった心の新しい側面が現実に表れることがありました。
他にも現実に起こることには、このような意味がサインとして隠されていることが多々ありました。
(これを心理学ではシンクロニシティと呼んでいるようです)
では、海底からやってきた真っ黒な大津波は何を意味するのでしょうか?
僕がその映像をみて直感的に理解したことがあります。
それは、僕たちの潜在的な「恐怖」「不安」「絶望」「苦しみ」「悲しみ」「怒り」「孤独」を表しているのではないかということです。
黒い津波とは、心の一番奥底にしまい込んでいた、僕たちの潜在的な負の遺産ではなかったでしょうか?
僕達は皆、潜在的な負の遺産を見ないふりをして、一時の安心や欲望を求めて生きてこなかったでしょうか?
その結果、それを見つめ気付き、浄化することなく、心の底に溜めてきたのではないでしょうか?
これは非常に厳しい問いかけです…。
僕自身も、気付いてはいても、そのことに本当に向き合えているのかわかりません。
でも、僕の心はそう感じています。
そして、昨晩、今回の地震で亡くなった、あるおじいさんの魂とお話をした時にそれは確信に変わりました。
そのおじいさんは、あたたかい笑顔で僕にこう言いました。
「最後にご奉仕できればと思ってね。」
それを、聞いた瞬間、泣かずにはいられませんでした。
おじいさんは、僕たちの負の遺産を受け止めて、体を犠牲にして死んでいったのです。
そのことを魂の上では全部承知のようでした。
また、おじいさんはこう語ってくれました。
「このことが日本全体に良い影響を与えるとわかってね。」
その表情というか発するエネルギーを感じて、語弊があるかもしれませんが、僕にはおじいさんは『喜んで死んだ』ように感じられました。
それだけ、優しさと愛と充足感に満ちた笑顔でした…。
そして、その様な意図をもった人はその方だけではありません。
おじいさんの背後にはたくさんの、同じ意図を持った人達が見えました。
その数はおそらく数千人に及ぶと感じました。
これだけの、優しく、広い心を持った人達が、日本の(世界の)為に負の遺産を受け止めて犠牲になっていってくれたということのようです。
しかし、ここでまた同じことを僕たちが繰り返すのならば、またこのようなことが起こるかもしれません。
…僕たちはそろそろ気付かなければいけないのかもしれません。
自分たち一人一人の潜在的な負の遺産が、実はこの世界に大きな影響を与えていると…。
その時、最も大切なのはこの負の遺産に対して愛の目線で接していくことでしょう…。
それがなぜ海底の底(心の底)まで沈まなければいけなかったかは、僕たちがそれを嫌ったから…、または責めたからだからです。
嫌い、責めるほど、心のその部分(エネルギー)は奥底に沈み、抑圧されてしまいます。
そして、いずれはさまざまな形でこの世に表れてきてしまいます。
でも、たとえそれが「恐怖」でも、「不安」だとしても、「絶望」だとしても、…それは僕達の一部であり、愛されるべき部分なのかもしれません。
それが「苦しみ」でも、「悲しみ」でも、「怒り」や「孤独」だとしても、僕たちはそれを抱きしめて、癒していくべきなのかもしれません。
なぜなら、嫌わずに愛や優しさを持って接した時に、負の遺産は浄化され、消えていくからです。
実は僕がブログをする上で、もっともお伝えしたいのがこの部分です。
僕はあらゆるみなさんに、ご自身を繊細に深く感じて…、そして、愛してあげてほしいと願います。
計画停電の中、そっとご自身を深く感じて、愛する時を持てたのならば…、それがこの世を変えることになるかもしれません。
なぜなら、全ては繋がっていますから…。
僕達一人一人の心は、この世で起こるあらゆる出来事と鏡の様な関係なのです。
ぶしつけなお願いで申し訳ありませんm(_ _)m
僕はこのような深い事柄を分析する役割の様ですが、どうか深刻に考えないでいただければと思います…。
(僕も普段はテキトーな人間ですから(^_^;))
このことが本当に優しい人や、楽しい人、明る人、志のある人、いろいろな才能のある人、そして、あらゆる皆様のさまざまな活動に陰ながら繋がっていけばいいなぁと願っています。
最後に、昨晩繋がったおじいさんからメッセージを頂きたいと思います。
おじいさん「いやねぇ。今回の津波は大変なことだったよ。本当に今、報道されている何倍もの犠牲者になるだろうね。
でもねぇ。私の様にすべて覚悟して死んでいる人も多いんだよ。
そのことを、わかってほしくてねぇ。
だってね、これからの日本を創っていくのは、これを読んでいる、”生きている”みなさんでしょ?
この人はさっき私が『犠牲』になったって言ってくれたけど、私自身はそうは思ってないよ。
すべて理解したうえで起こっていることだから。魂では納得ずくなんだよ。
私はそうしたいからそうしたんだよ。
今はまだ自分が死んだとわからない人も、いずれみんなそのことに気付くさ。
だからね、どうか皆さんにはこの世をもう一度、心底あたたかくて、優しい世の中にしてほしいなぁと願います。
どうか、よろしくお願いします。」
本当に美しく、優しい心を持った方でした…。
日本にはこのような、慎み深く、優しく、強い心の人達がこんなにもたくさんいたのだなぁと胸をうたれました。
今一度、亡くなられた皆様のご冥福を心よりお祈りいたしますm(_ _)m
そして、僕もまたあらゆる個性の人達が幸せに生きられる日本を創造していこう、そのお役に立っていこうと決意しました。
このような偏った内容の記事を最後まで読んでくださいまして、本当にありがとうございましたm(_ _)m