久々に 『鉄道』 関連 のBlog更新と参ろう。(^-^)/
ここ最近、鉄道車輛に於いても様々な点で、
新しい技術が搭載され、
加速度や振動に対する対する車輛性能は著しく向上している。
当然の事ながら、JRが分割民営化する前の、
旧日本国有鉄道(国鉄/JNR)型の車輛も、
昭和~平成~令和に時代が替わっても、
何両かは奮闘はしているが、
どうやら第一線から退く気配が濃厚に為りつつある。(・_・;)
(長くローカル線の顔として、
JR五能線沿線住民に親しまれた、キハ40系気動車 。
旧国鉄型気動車として朱色5号の外装 で、
長年君臨したきたが、来春のJRダイヤ改正で以って、
遂に新型気動車に替わる事に…。 (・_・;))
長年君臨 した。車体の赤帯と白色外装は盛岡色と、
同じ。津軽線の非電化区間<蟹田-三厩>で単編成で、
活躍していたが、来春のJRダイヤ改正で新型気動車に、
その座を明け渡す事になる…。 (・_・;))
JRで最大規模を誇るJR東日本に因ると、
東北地方の日本海側に中る、
秋田・青森地区の非電化路線を中心に、
新型の 電気式気動車 『GV-E400系』 を、
投入すると言う計画を打ち出した。
『GV-E400系』 は、 最新式の 「電気式気動車」 で、
ディーゼルエンジンで発動機を駆動して、
発生させた電力を用いモーターを動かすことで走行する、
最新式の電気式気動車だ。
これより前に 既に新潟地区では、交流直流電化区間を跨ぐ、
羽越線(新津-酒田間)、直流電化区間の信越線(新潟-新津)、
非電化路線の米坂線全線(米沢-坂町)、
非電化区間の磐越西線(喜多方-新津)の区間で、
今年春のJRのダイヤ改正時から、
1~2両編成の合計40両が先行配置 されている。
今回はその第2弾の形となり、一昨年の平成31(2019年)の、
JRダイヤ改正時から運行されていて、
今回の 秋田地区には今年(2020)度に導入する事が、
既に発表されていて、JR東日本管内では2例目 となる。
車体はステンレス製で、全長19.5m、幅 2.8m、高さ 3.64mで、
外装に日本海の水平線をイメージ した、
青と白のライン を入れた他、車内の座席の仕切りや天井は、
世界遺産・白神山地のブナの木目を基調 とした。
秋田支社管内では、
非電化区間の五能線全線(東能代-川部)、
電化区間の奥羽線の秋田-東能代間と弘前-青森間、
電化・非電化区間の津軽線の青森-三厩(みんまや)間に、
計23両を導入 し、それと引き換えに今年(2020)度内には、
現在運行している旧国鉄型車輛である、
(秋田・青森地区に投入される GV-E401型 、
車体の青帯は五能線沿線の風景をイメージ。
ハイブリッド式でも蓄電池式でもない電気式気動車。
旧国鉄型の標準気動車と比べ、
振動も少なく高速安定性があり、
時速100km/h以上の加速度 を有する。 (=◇=;))
ディーゼルエンジンのキハ40系、キハ48系気動車と、
入れ替える 予定だと言う。
今年の7月17日から18日に掛けて3両が甲種輸送され、
秋田地区に配備された。
同車輛は 今年12月頃から、順次営業運転開始の予定で、
今年度内にはキハ40・キハ48型気動車と完全に入れ替えて、
23両を一気に投入し、来年春のJRダイヤ改正までに、
全て置き換えを完了 するとの事だ。
現在、秋田地区を走る 男鹿線のキハ40系・キハ48系も、
既に一部導入されている、
EV-E801系 『ACCUM(アキューム)』 に、
全て車輛統一され全て廃止 となる。 ( ̄□ ̄;)!!
蓄電池式電車EV-E801系 『ACCUM』 。
赤と青は男鹿地区の民俗芸能 「なまはげ」 の色を、
車体のモチーフにした。
JR東日本管内では、
栃木県の非電化路線・JR烏山線に導入され、
平成29(2017)年03月のJRダイヤ改正で、
気動車から全て蓄電池電車に置き換えられた。
男鹿線も来春のダイヤ改正で、
気動車から蓄電池電車に置き換えられ、
東北地区で電車が走る非電化路線として、
更なる話題を呼びそうだ。\(゜□゜)/)
キハ40系とキハ48系の混合編成気動車。
しかし来春のJRダイヤ改正で以って、
遂に引退 へ追い込まれ、姿を消す事に…。(・_・;))
今回廃車されるキハ40系・キハ48系気動車は旧国鉄時代、
昭和52(1977)年から昭和57(1982)年まで量産され、
国内各地の非電化路線を中心に活躍していた車輛だが、
既に 製造創生期から40年以上も経過した上に、
昨今の旧国鉄車輛自体の老朽化と車輛重量の軽量化や、
環境問題も含めて相対的に、
デメリットの面が大幅に増えた点 は否めない様だ。
しかもここ近年では、非電化区間のローカル線に於いては、
最新のハイブリット式気動車の登場を始め、
更には蓄電池式タイプの電車が登場して、
電化区間ではパンタグラフからの集電で、
蓄電池へ充電した後、
非電化区間では集電した蓄電池からの、
電源によって電車を動かす等、
旧態依然の気動車の在り方を、
根本的に塗り替える事にもなった。
(キハ48系を種車に改造して活躍していた、
『リゾートみのり号』 。
しかし車体の老朽化故、
今年06月を以って引退した。(・_・;))
因みにJR東日本管内に於いては、
来年春に予定されているダイヤ改正で以って、
旧国鉄型の気動車は、全て姿を消す運命と為り、
旧国鉄時代を駆け抜けてきた車輛は、
令和の時代の到来と共に、姿を消す事に為りそうである。
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【関連動画】
《GV-E400系》
※…青森地区への導入に伴う、
地元ローカルニュースです。
https://www.youtube.com/watch?v=Pu-ilo8zkug
※…新潟地区で実際に運転されている、
運転席展望動画です。
(車体のカラーは、新潟地区仕様)
https://www.youtube.com/watch?v=Pu-ilo8zkug
https://www.youtube.com/watch?v=RR_1-hzmjog
《EV-E801系=ACCUM(アキューム)=》
※…男鹿線 / 男鹿なまはげラインに、
乗り入れている車輌です。
追分駅から非電化区間に入るため、
架線からパンタグラフへの集電=充電完了となり、
パンタグラフを下して蓄電池システムで、
非電化路線へ入る発車光景です。
併せて来春のJRダイヤ改正で、
東日本管内からは姿を消す、
キハ40系とキハ48系の車輛も登場です。
https://www.youtube.com/watch?v=Cqm4w1l3puM
《キハ40系、キハ48系》
※…JR只見線での在りし日の通常運行風景です。
https://www.youtube.com/watch?v=fCCcF0P6W_0
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JG7MER / Ackee