あの日から、5年 !! | “ Ackee ” の ブログ !! ✒ (b^-゜)

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今日で震災から、5年が経過した。

ここ最近、新聞各紙の情報を見れば、

段々と震災の記憶が低下している状況が見られる。

一向に復興が進まない苛立ちが募っているのも確かだ。

仮設住宅への避難が益々長期化し、今更被災前の地に戻る事を

躊躇する被災者と後を絶たないのが現状 だ。

被災地の現状も 復興の形が目に見え始めた地区と、

そうでない地区との格差 も目立ち始めているのも確かだ。

特に被災前の地区で高齢世帯を多く抱えている地区の

復興は儘ならずの現状で、

正直復興には至らずになるのが現実である。

(震災から、1,749日目の昨年12月23日、

「女川まちびらき」 が行なわれた。

これから、更なる復興に向けて地道な活動と、

その真価が問われる事になる。)



(震災から、1,472日目の昨年の03月21日、

被災前の所在地から200m内陸側に移設した、

新しい、女川(おながわ)駅

温泉施設も併設した、複合式駅舎 に替わった。)


宮城県内でも岩沼市が仮設住宅に入居している世帯が、

新たな被災者用の公営住宅に移り住む事に目処がつき、

仮設住宅の撤去を宣言しているが、

他の地域はまだそんな状況に至っていないのが現状だ。

また被災地の復興現場に於いての状況は尚更の深刻だ。

復興に携わる筈の工事関連の人出で不足しているのも、

復興の加速を送らせているひとつの要因 にもなっている。

「復興加速」 という言葉の文言とは裏腹に、

「空回り」 しているのも見逃せない。

(早期復旧に向けて、建設が進むJR 常磐線・山下駅。)



(被災集落の集団移転によって、新しく形成されつつある住宅地。

しかし、 コミュニティーやプライベートの問題等、

新たな問題も再浮上 し、定着率は芳しくない。)



(仮設状宅による 避難生活が長期化するに連れて、

新たな移転を億劫がる被災者も急増。

特に高齢者に多く目立つ。)


また新たに集団移転による、

新たなコミュニティーを形成しようにしても、

「被災前のプライベートが守れない」 との理由で、

転出するケース も後を絶たない。

また被災者の中には、

逆に新たに用意された、

別の集団移転地域に移り住むというケースもあり、

この辺は何とも評価し難いのが現状だ。

震災から5年が経過しているものの、

状況は一進一退で一向に改善はしていないのが実情である。

インフラの ハード面 もそうだが、被災者ケアの ソフト面 の充実が

一層求められる事 になりそうである。

正に終りの無い出口なきの闘い、

震災から6年目に突入しようしている。

JG7MER / Ackee