※今回は、ぼけだいにしては長いです

 



雨は上がったものの
どんよりすっきりしない

日曜の午後



館林美術館に行ってみました






なぜなら
今、
「ピカソ展 ゲルニカ[タピスリ]をめぐって」
をやってるんです








たまには
芸術に触れないとね


って
ぼけだいのくせに
ピカソが解るのか?









たぶん
それなりに...


うん
ダイジョーブだろ~ウシシ







パブロ・ピカソ ゲルニカ(タピスリ)  タピスリ制作=ジャクリーヌ・ド・ラ・ボーム=デュルバック 1983(原画=1937)
※WEBより拝借




ゲルニカ タピスリの前に

ゲルニカについて...
















1930年代後半
スペインでは内戦が起こっていました







そして1937年、
ナチスドイツによる古都ゲルニカへの
空爆が行われましたが







これは前線攻撃ではなく
完全な無差別爆撃でした
















ピカソはこの時フランスで
画家として活躍していましたが







祖国の災厄に衝撃と悲しみを受け
パリ万博のスペイン館の壁画として
ゲルニカを制作したのでした







反ファシズムのメッセージを訴えている
という解説がある一方、







牡牛はファシズムを象徴しているわけではない
という解説もありました







ゲルニカには


ピカソの革新的なキュビスムの手法や


それまでのピカソの作品に登場する
ミノタウロスをはじめ
数々のモチーフがあり


色々な解釈を生むのだそうです











ピカソの言葉で
「シンボルを想像することは
      画家の仕事ではない」
「鑑賞者は結局見たいように
          見るのが良い」
というものがあるようです


でもね、
やっぱり私のような無知凡人には
誰か知識人や専門家の解説が必要です(笑)







戦後は南仏で
版画や陶芸制作を行っていたピカソは、
信頼のおける織り師と出会い、
タピスリ制作を託しました






タピスリは3枚あるそうです

アメリカの大コレクター、
ネルソン・ロックフェラーが1作目(1955)を購入し
後にNYの国連本部へ寄託

2枚目(1976)は、
フランスのなんとか美術館
(すみません忘れました(笑))

そして3枚目(1983)が、
日本、群馬県立近代美術館が所蔵


この第3バージョンを中心に
ピカソ芸術の理解を深めましょうというのが
この展覧会の趣旨みたいです






相当、感化されましたよ


特に「キュビスム」の手法
いわゆる
抽象画を創造するための手法

(...だと思うアセアセ


ググったことを
簡単にまとめると

対象を細分化し
幾何学的図形に還元して描く手法
って事みたいです






今までは

理解不能な抽象画っていう

ひとくくりで見ていましたが


何だか見方が変わって
絵が分かる気になりましたよ~ゲラゲラ


でも
写真ではちょっとムリっぽいですね



ポスター欲しくなっちゃった






興味のある方は
12/8(日)まで
群馬県立館林美術館で開催していますので
ぜひ
(群馬県立近代美術館じゃありませんよ)







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