この冬から、公共施設の屋内のすみっこをパッド練習の場所としてお借りするようになった。
自分が主に利用してる平日の15:00過ぎはあまり利用者もおらず、シーンと静まり返ってる。その中でのパッド練習のストロークって、結構ヒビくんですよね。打面はノーミュートというわけにはいかないので、がっつりタオルとかをかぶせる。それでも、ヒットするたびに振動が床に伝わり、しずかな構内には、けっこうコダマする。
なんかエエもんはないか?
と探してると、100均でイスの脚にかぶせるカバーを発見。ソックスみたいなやつだ。パッドスタンドの脚にいい感じでフィット。これはいい。振動はゼロではないけどかなり収まった。
ストロークにも、アカンところがあるのでは?とイスの脚カバー目線(!)で検討してみた。正しくストロークしてないとリバウンドに頼って叩き込むようになる。音もしっかり鳴らないから余計リキム。うるさいと遠慮するからさらに力む。悪循環である。そのタイミングで音が出ればいい。というのは、いい加減なストローク(=ショットのプロセス)になってしまう。切替の時に見事にコケるパターン。要するにリバウンドを変に利用してとりあえず狙うタイミングで音を出す。というカタチになっている。
「ところで、練習において”よくリバウンドする打面”ってどのくらい必要なのかな?」
色々検討したけど、今の自分の練習ポイントは打面の状態に関係ないポイントがほとんどだった。よく記事のテーマにするDOWN・UPの正しいショットとタイミング、アクセント移動、軸・ノリの中でのPLAYなど。(ダブルストロークはほとんどやってない。まずシングル!)リバウンドが要るのはTAPストロークの高速連打ぐらいしか思い当たらなかった。なのでそれは、出来る時にやる。
いにしえからよく言われる「ドラム叩けない環境の時は枕でもぶっ叩いてろ」ってのは、案外この辺がミソなのかも??実際、自宅で枕やクッション叩いてストロークを観察して調整してる時間が増えた。有効になってきたから。
