先日、古くからの知人とセッションする機会があり、その時に指摘を受ける。

 

「淡々としすぎ。YTのタイコはカタチは出来ちゃいるけど、それだけだといっしょに音出してて物足りないよ。もっと盛り上げて!」

 

以前なら、こういうコメントには聴く耳を持たなかったんだが(正直、トッププロに教わっている中で多少キャリアの長いアマチュアプレイヤーの教えが勝るなんてことはありえないだろう)スタジオ終わりの帰り道、コンビニによってコーヒー飲みながら、ぼんやり考えてみた。

 

ちょっと前にやってたバンドは、けっこうハードなプレイで、感情をこめつつも、淡々と叩きこなしていくようなプレイだった。自分のタイコはそういうものだと思ってやってきた。

 

イロイロあって、バンドを離れてプレイしているうちに、合わせにいく、遠慮してる様なドラムになっていたかもしれない。やはり基本は淡々と叩くものだと考えていたので、なおさら「物足りない」という感想をもたれたのかな?

 

もちろん、彼のコメントが絶対に正しいということもないのだが、自分ではなかなか意識出来ない角度からのツッコミだった(いい意味で)。

 

ドラム叩いてきた中で面白くないこともたくさんあったのだが、そういうのを出来るだけ表には出さないように。という気持ちがかえって音に出てるのかな。と。

 

まずは、メリハリの利いたダイナミクスとしっかり楽器を鳴らすことを心がけよう。練習キットの時もそんなイメージを大切に。

 

いいリフレッシュになったと思う。