練習キットでも、本物ドラムでも、
毎回、課題練習の様子を動画に撮る。
動画に撮ると緊張しやすいので、
リラックスのトレーニングにもなる。
なんかいまいちだなあ。
と、この日は思っていた。理由もわからない。
動画をみると、そんなに悪くなかった。
むしろ、今まで出来てなかった、
刻みのツブやノリが感じられるようになっていた。
明らかに上達している。
上達する為、いろいろ考える。すると、
これでいいのか?と不安になってしまうこともある。
そこで、自分の中だけでやみくもに考えて動くと、
無駄の積み重ねから、悪循環になってしまう。
動画は客観的な状態だけを淡々と教えてくれる。
最初の頃は、「うまく出来てるだろうか?」
と、確認するために録画していた。
不調の時は、とっても意味がないと思っていた。
が、不調の時こそ、
「あちゃー、失敗した!」という見かたじゃなくて、
「どのようになってるかを客観視する」ため、
動画撮影が必要だと気がつく。
これを上達に活かす。意外と楽しいのだ。
