先週は、2度ほどスタジオ(公共施設)に入る。


コロナの影響で街はガラガラで、一週間前に使った
自分のセッティングそのままのドラムセットを叩く。

そんな中で師匠の課題。
直近のレッスンで「常に、全部やりなさい。」と言われたのが以下の点。

1.息を鼻から1.2.3.4と四拍吸って、口から1.2.3.4と四拍吐く。

  (インテンポで呼吸しろということ)
2.縦回転の運動でノリをつくり、その中で常にプレイする。
3.両手両足のショット・キックを教えた通りの叩き方で行う。

と、これだけだと限りなく「地獄の特訓」で、成長は望めそうにない。
天才である師匠は、最初から出来たけど、普通はそうはいかない!

ということに改めて気がつく。


で、さらに「叩けば叩くほど緩む・脱力する」
というのを、課題に入れたら、連動し始めた。
というか、失敗に対する対処が変わってきた。

これまで失敗するパターンが

1,2,3,4,1,2,3,4......
と、本来、リピートしていくところを

1,2、、ん?
1,2、、、んん!!
1,2、、、「あー出来ない!!」

という風に同じところで何度も引っかかり、
そこで「ああだめだ」とか「ちきしょーできねえ!!」
と、むきになっていた状態だったのを発見。

そうするしか手段を持っていなかったのだ。


これでは呼吸は乱れるし、ノリなんて出来るわけがない。

カタチだけ成立させるには、ひとつの方法かもしれないけど。


やり方を変える。

「引っ掛かったら、一呼吸おいてリスタート。」シンプルにこれだけだ。

多分、これが大事なのはドラムに限ったことではないのだろう。

だが「言うは易く行うは難し。」である。

 

時間がもったいない感じだが、

これまでよりはるかに有効なやり方だった。


自然にイメトレにもなっているんだと思う。