この日は、カバー曲を徹底練習。というより、分析かな?

こういう作業は昔は苦痛でしかなかったけど、

なかなか楽しめるようになってきた。

世の中便利になって、速度を落として音程は変えずに

再生できるモードで細かいフレーズを追ってみる。

 

繰り返して、しみこませていく。

 

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職場の同僚の親父さんが亡くなった。

 

何年か入院していたんだけど、

まあ、相当「こじらせている」親父と息子の関係だった。

ずっと<クソじじい>呼ばわりしていて、周りは苦笑してたっけ。

 

お返しに会葬礼状がついている。

すごくよい内容で、故人へ贈る言葉がつづられていた。

息子本人があそこまで考えられるとは思えず(関係性から)

おそらくは、葬儀屋さんが息子にインタビューして、

全力で配慮した文面なのだろう。

 

<いろいろあっただろうけど、故人を気持ちよく送り出す>

 

そういう気持ちを親族にしっかり感じてもらう。

そんな、プロデュースする側の想いが伝わってきてうれしかった。

葬儀って、送る人たちの感情を整える為の行いだと改めて思う。

 

心より、哀悼の意を表します。