おはようございます。
ようやく金曜日になりましたね。今日1日を乗り越えれば明日から週末!元気にやっていきましょう!ということで今日はみなさんも食べたことのあるパプリカについてお話ししていきます。
私は日本にいた頃はあまりパプリカは食べていませんでした。でも、スペインに来てからこちらではよくパプリカを食べます。スペインではパプリカを粉にしたパウダーも売っており、調理した豆類や肉類にふりかけたりします。
パプリカの健康的なメリットしては目の健康維持、免疫システムの強化、胎児の栄養補給、体重減少のサポート、消化器系の健康のサポートと炎症との闘いのサポートをします。その他のメリットは癌に対して闘い、神経系のサポート、老化プロセスを遅くさせ、呼吸器系のサポートと血流をスムーズにします。
パプリカとは?
全てのピーマンはピーマンまたはパプリカとして成長します。色は黄色、オレンジ最後に赤色と徐々に変わっていきます。これはどれだけ長く栽培するかで色の変化が異なります。ピーマンの色により熟成度が変わり、色が濃いほど栄養素の含有量も変わっていきます。
パプリカの栄養価
中型パプリカ1つ(黄色、オレンジ、赤色)に含まれている栄養素
・銅2mg
・繊維2g
・葉酸4mcg
・マンガン2mg
・マグネシウム11mg
・カリウム349mg
・リン3g
・たんぱく質2g
・セレン9mg
・ビタミンB63mg
・ビタミンC341mg
驚くべきパプリカのメリット
1、目の健康の維持
パプリカからβカロチンとルテインをたくさん摂取することができます。これらの成分は目の健康を維持し、白内障や黄斑変性などの病気から目を守るのに必要不可欠です。βカロチンが多く含まれることで知られているのは人参ですが、パプリカもそれに劣らない量を含んでいることを栄養士が明らかにしたそうです。
2、免疫システムの強化
免疫システムの働きは感染性細菌から体を守るのに必要不可欠な機能です。免疫システムを向上させるのに必要な成分はビタミンCで、パプリカにはたくさんのビタミンCが含まれています。もちろんビタミンCを多く含む果物を摂ることも必要ですが、中には柑橘類の酸で胃に負担がかかる人たちはパプリカを摂るといいかもしれませんね。
3、胎児の為の栄養
お母さんの体の中で胎児がすくすくと成長するために必要な成分である葉酸を摂取することを栄養士は勧めています。パプリカには葉酸を多く含み胎児の発達にも貢献します。
4、減量にオススメ
パプリカはあなたが消費する炭水化物をエネルギーに変える力があります。このように、主に肥満や太り過ぎにつながる悪い炭水化物に影響されずらいです。そのため、日頃の食事にパプリカを入れることでダイエットに繋がります。
5、消化器系の健康
消化器系がちゃんと機能しないと下痢、吐き気、嘔吐などを引き起こします。消化機能を適切にする成分であるナイアシンをパプリカを多く含んでいます。ナイアシンは消化器系を状態を改善するのにとても大切なビタミンBです。消化器系の働きが良くなると食べたものの栄養分であるビタミン、ミネラルその他の栄養素をちゃんと吸収してくれます。
6、酸化防止剤
パプリカは抗酸化剤として働きます。抗酸化の働きとして知られているのは癌のような慢性疾患に対して体を守りフリーラジカルと癌性細胞と戦ってくれます。ただまだパプリカの抗酸化物質の研究は続けられているのでまた新たなメリットの発見があるかもしれませんね。
7、抗炎症作用
パプリカには抗炎症作用があります。オレンジと赤パプリカに慢性的な関節と筋肉の炎症を防ぐことが研究で示されています。さらに野菜に含まれている栄養素は季節的に起こるアレルギーに対しても強い味方となってくれます。ただし、抗炎症作用があると言っても重度の炎症やアレルギーはちゃんと主治医に相談をするようにしてください。
8、神経系について
神経系は脳に機能を果たすようにサインを送ります。最近の研究ではパプリカに含まれる栄養素が心理的健康と認知能力に良いことを示しているそうです。ただこれに関する証拠はまだまだ研究が必要みたいです。
9アンチエイジング
6で述べた酸化防止剤と重なる部分がありますが、抗酸化作用として皮膚のたるみ、しわ、乾燥や損傷した皮膚などを防ぐ働きがあります。ビタミンCは早期老化に関連する要因を排除するように機能します。さらに皮膚の毛穴の奥深くに入り、死んだ細胞や組織を活性化させます。
まとめ
おそるべしパプリカって感じですね。この1つでたくさんの栄養素を摂取できるなんて1石二鳥以上ですね。しかし、これだけ食べればいいというわけではないですし、いろんな食材を組み合わせて摂取するとまた相乗効果もありますよね。
参考文献
https://www.naturalfoodseries.com/11-health-benefits-bell-peppers/