田村カブを探して、宗津地区(2)イヌとサツマイモ | がんばる地上の星たち!高知と松山のまんなか・仁淀川町

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土佐の山間・仁淀川町(によどがわちょう)の(元)地域支援企画員の日記!

さて、今回は
仁淀川町の在来品種、伝統野菜である
田村カブ
の産地らしきを訪問した。第2弾です。

場所は仁淀川町宗津地区だ。
ここも標高が高い、いわゆる
天界集落である。


産地というほどのものはないことはわかっている。
もう仁淀川町でも絶滅の危機にあるのがこの
伝統野菜の現状なのだから。





標高はわりと高いのである。
400m以上である。景色は他とはちょっと違うぜよ。


急斜面な集落ですが、意外と平地が多いのは
地すべり地特有であろうか。


どんどんと、田村カブの畑を求めて彷徨い歩く(笑)
ちょっと不審者じゃないかと思われそうである。


意外にもこんな小さいながらも田んぼもある。






歩いていると

なにやら向こうにイヌらしきがいる。

首輪をしてるが、リードが無い。であるから自由な状態で
私が行く方向にいるものだから近づいていくと
やたらと寄って来る。ヨソものとして
警戒されているようである。やたらスリスリである。
イヌの飼い主さんがでてきて注意してくれた。


来訪者がここは少ないのか、おまえ、歓迎してくれたのか?




飼い主の方に「田村カブ」のことを聞いてみたら
この上に植えている人がいるよと言っていた。
ありがたし情報である。
しばし、立ち話をしたが、このへんも本当に過疎化が
著しくって、小さな田んぼの耕作者も来期はやらんそうである。
田んぼは大地の保全にも役立つがこれでまた、「地すべり」の
自然の抑止効果は薄くなっていくに違いない。



さらに歩くと
なにやら、干している”!?





これは、いわゆる「ヒガシヤマ」あるいは
「ホシカイモ」であるね。





山のスイーツである。




素朴な暮らしがあるね。


前回のブログは ↓
田村カブを探して、宗津地区(1)ここは地すべりエリア




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