「10代~20代女性が読んだ文庫本」第一位

彼女の秘密を知ったとき、きっと最初から読み返したくなる

 

・・・と本の帯に書かれています。

 

本の裏書には・・・

 

京都の美大に通うぼくが一目惚れした女の子。高嶺の花に見えた彼女に意を決して声をかけ、交際にこぎつけた。気配り上手でさびしがりやな彼女には、ぼくが想像もできなかった大きな秘密が隠されていて――。「あなたの未来がわかるって言ったら、どうする?」奇跡の運命で結ばれた二人を描く、甘くせつない恋愛小説。

 

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最初、この本のタイトルに意味が解らんかったけど・・・

読んでいくと、あ~あなるほどねーー。ってなるんだけど・・・

意味が解ってくると…今度は、あれこれ考えはじめて、ややこしくて・・・これは、どうなんだ!!って感じになるんだ。しかし、この手のストーリーで設定を考え始めると…面白くなくなる。もう気にしないで・・・二人の恋愛模様を感じるのがいいかもしれませんね。

 

 

 

しかし、この設定って、あの映画(洋画)だったと思うけど、ブラピの”ベンジャミン・バトンの数奇な人生”にある意味似ている。ブラピがどんどん若返り、相手の女性は年をとっていく。

 

 

 

すみません。ここからはネタバレしてしまうかも・・・

 

 

 

この小説は、この逆?なのかな。いや、お互いの時間の流れが違っていて、男(高寿)は、年をとり、女(愛美)は若くなっていく感じなのだ。(よくわからんけど・・・)20歳の時は、同い年になるのだ。愛美の方は、高寿の未来から過去へ時間が流れていく感じなのだ。だから、高寿が5歳の時、35歳の愛美に逢っているし、高寿が10歳の時は、30歳の愛美に逢っているのだ。さらに、愛美が5歳の時は、35歳の高寿に逢っているということなのだ。

 

決して、結ばれることのない二人が20歳の時のほんのわずか40日くらいを恋人同士で過ごすのだ。この時の思いを胸に刻みながら・・・次の5年後に再開していく感じなのかな。高寿が25歳になれば、愛美は15歳になっている。(これは、描かれていないけど・・・)

 

最初に、京阪電鉄の出町柳駅や京都のあの”宝ヶ池”が出てくる。

僕にとっては、懐かしい。宝ヶ池のまわりを歩いていた事を思い出す。(そういえば、緑が池ってのもあったような気がするが・・・)

画像は、拾い物。

 

 

 

20歳の高寿にとって、宝ヶ池での最初の出会いが愛美にとっての最後の出会いになってしまうということなのだ。ややこしいけど・・・

愛美にとって最後の日だから、付き合い始める前の状況で、高寿に抱きついて、泣いてしまうのだ。(この日、愛美にとって最後の日ってことが、後々わかっちゃうから、つい、読み返したくなるんだよね。)