太陽光発電について長所短所並べて検討してみたところ、アパマンよりも小ぶりに始められて、そこそこ堅く収入を得られそうそうだという感触を得られました。
そこで次に具体的なアクションとして、施工業者探しを開始しました。
といっても初めての太陽光発電ですから、馴染みの施工業者がいるわけではありません。まずはインターネットを使って下調べです。
【ネットに情報がない太陽光発電の事業用設備】
2012年の夏は、固定価格買取制度(FIT:Feed in Tariff)開始の話題が毎日のように新聞を賑わせていて、楽天ソーラー、DMMなどの企業がどんどん太陽光発電事業に参入し始めた時期でした。
また複数の事業者に一括見積もりを依頼できるWebサイトもいくつも立ち上がっていました。
ただ、こうした事業者やWebサイトは、当時は個人宅の屋根への設置を前提とした小さい設備を前提としていて、10kW以上の事業用設備については取り扱いがありませんでした(楽天ソーラー、DMM共に今は事業用も取り扱いがあるようです)。
結局ネット上でいろいろ探してみたものの、事業用の太陽光発電所を開設・運用するためにどこに頼めばいいのか、どういう手続が必要なのかといった情報が見つけられませんでした。
【パネルメーカーに電話してみた】
そこで餅は餅屋、太陽光発電のことは太陽電池パネルのメーカーに聞けば分かるに違いないと、事前に聞きたいことを整理してシャープに電話しました。
代表番号の受付担当者に目的を告げて電話を回された先は、メガソーラーなどの事業用パネルを手がける部署。個人で数十kWクラスの発電所を作りたいという話は、メガソーラーと比べて規模が小さく切り出しにくかったのですが、担当者の方に丁寧に対応していただき、事業用設備設置のおおまかな流れや施工をお願いできそうな会社など、知りたかったことを聞き出せました。
あとで分かったのですが、シャープは自社製パネルの販売・施工でしっかりした実績のある事業者の一覧をWebサイトで公開しています。サイトではどの事業者が事業用設備まで手がけてるのかは分かりませんが、とりあえず順番に連絡すれば事業用設備を手がける事業者が見つけられるはずです。
シャープ サンビスタ メンバー
これで施工業者のめども付いたので、ようやく太陽光発電施設について具体的な相談を開始することになりました。(続きます)