グラミー賞 2016 | sunshineのブログ

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週末に腰を落ち着けて、録画しておいた2016年のグラミー賞を家族で鑑賞した。

今年のグラミー賞も素敵だった。

息子の第一声は、「グラミー賞はオスカーとは違ってカラードが多いな」
映画のアカデミー賞は白人ばかりで物議を醸し出しているけれど、グラミーは多種多様で嬉しくなった。

私が感じた事や感動したことをつらつらと述べると

まずは素晴らしい歌唱力の女性シンガーを発見
Andra Dayの (Rise up)

すごい。将来がめちゃくちゃ楽しみ。彼女には是非ゴスペルを歌ってもらいたい。

カントリー部門でベストアルバムを受賞したChris Stapleton(アルバムタイトルはTraveller)この人もめちゃくちゃカッコイイ。歌もうまい。最高。そして、何より笑えたのが、オープニングで歌を披露したバービー人形より完璧なスタイルを誇るTaylor swiftに対して、テイラーの舞台は豪華だったね。って言ったこと。テイラーは元々カントリー出身だからあっちの世界に行ってしまった彼女に対してcynical。

年間最優秀楽曲のプレゼンテーターのスティービーワンダー。彼は以前このブログでも紹介したペンタトニックスと一緒にプレゼンターとなったんだけど、スティービーワンダーは全世界で中継されている中で、グラミー受賞者の名前が入っている用紙を無造作に開けて、こういったの。
「あーはははは。君たちにはわかんないよね。君たちは点字が読めないもの。」
そうです。受賞者の名前は点字で書かれていたのです。
そして、彼は障害を持つ人たちにももっと何でもできるようにすべきと言ったの。
受賞者はEd sheeran。私としては毎年このアーティストが受賞できることを願っていたので、嬉しかったけれど、何より良かったのが、彼がアドリブで僕が子供のころスティービーからグラミーをもらうって言ったら唖然としただろうなという言葉。最高の賛辞ですね。

HARASの会長が出て、you tubeや違法ダウンロードなどが横行し、音楽に携わっている人への報酬が不当に抑えられている昨今の風潮を憂い、才能のあるアーティストを正しく評価し正当な報酬が支払われ、次世代の音楽家へとつなげていきたいと言い。そして、紹介したのが、史上最年少でグラミー候補となった




インドネシアのバリで産まれた。現在12歳。
特別な英才教育も受けずにこのレベル。何も語ることはありません。神降臨です。
彼が10歳くらいの時に弾いたover the rainbowも秀逸。

最後に年間最優秀アルバムを受賞したのは前述のTailor Swift。
彼女の受賞の言葉。(要約すると)
すべての若い女性に言いたいことは、世の中にはあなたの成功を阻害し、業績や名声を奪おうとする人たちがいる。そんな周りの雑音に振り回されず、仕事に集中し、いつか成功した時に周囲を見渡せば、自分と私を好きでいてくれる人だけになる。それは何よりも幸せよ。

生き馬の目を抜くような世界で頂点まで駆け上がった元カントリー歌手の彼女らしいスピーチだったなあ。

もちろん、ガガのデビットボウイも良かったし
メーガントレーナーも、Little Big Townも、ミュージカルのハミルトンも
良かった。
ライオネルリッチーメドレーではバブル期のディスコを思い出してしまった。

亡くなったデビットボウイ
BBキング

音楽業界も新旧交代、そして人種はミックスへ。