ご報告が遅くなりましたが、10月20日、毎年恒例の佐倉国際スピーチコンテストが開催され、サンシャインイングリッシュの3名の生徒さんが出場しました。中高生~シニアの部に出場した中3の三平恭太郎くんは審査員賞を受賞しました。 by アッキー
小6 佐藤ゆうせい君
タイトル My Influencer
大好きなプロバスケットボール選手の河村勇輝さんについてスピーチしました。172センチと小柄ながら持ち味のスピードとスリーポイントシュートで敵を翻弄する河村選手の技術と努力に対する尊敬の念を熱く語りました。高校生レベルの単語がいくつかありましたが、ゆうせい君自身も大変な努力家なので、毎日練習して完璧に暗唱することができました。さすがです!そして、バスケのユニフォームでステージに立ったゆうせい君は、頭にバスケットボールの被り物もしていました(笑) さすがです
中1 継山そら君
タイトル Silent Brothers
ふとした出来事から、どこまで黙っていられるか勝負することになった兄と弟のショートストーリーを暗唱しました。一人で何役も演じながら、兄弟の感情のぶつかり合いや探り合いをジェスチャーや語調を駆使して上手に表現していました
そら君は3回目の出場で、小学生の部で参加した前々回と前回は佐倉国際交流基金賞を受賞しました。今年は中学生として3分間のスピーチに初挑戦したわけですが、会場に響きわたる大きな声で堂々とスピーチできており、ここまで照れることなく素直に自分を表現できる子はなかなかいないな、と改めて思いました。そら君は天性のプレゼンテーションスキルをお持ちです。これからが楽しみです
中3 三平きょうたろう君
タイトル What can we do to deal with overtourism in Japan?
日本でいま問題となっているオーバーツーリズムについて、富士山近隣の町での措置とそれに対する自分の意見、外国人旅行客と日本人の双方の立場を尊重した代替案、観衆に対する問いかけなどを織り込み、暗記も発音もほぼ完璧な3分間のスピーチを披露しました。社会が注目するテーマの選択と、単語と単語をつなぐリエゾンの効いた発音が高く評価され、審査員賞をいただきました
きょうたろう君は小学校時代から数えて5回目の出場でしたが、今回が一番力を入れて練習していたように見えました。受験生なので、本人が出たいと言ってきたとき念のためお母様に確認したところ、「受験勉強と両立できるか心配もありますが、挑戦したいという気持ちを応援したいと思います」とお返事をいただきました。これってなかなか言えることではないと思います。挑戦したいという本人の気持ちを尊重する親、親が応援してくれるから頑張る息子。この経験を通じて親子の信頼関係がさらに深まったのではないでしょうか。
スピーチの題材選び、音声サンプル作り、zoomや教室での練習と、出場する生徒を支える業務は結構大変です。ですが、終わって振り返ってみて、出場した生徒さんにとっては練習の大変さ、当日の緊張感、緊張しながらも練習したことが再現できた時の感動を体験できる貴重な機会であることを再認識しました。
スピーチコンテストを運営する佐倉国際交流基金の皆様やボランティアの皆様に心より感謝申し上げます。来年もどうぞよろしくお願いします。