テルマ&ルイーズ

 

【原題】THELMA & LOUISE/アメリカ(1991年)

【監督】リドリー・スコット 

【出演】スーザン・サランドン,ジーナ・デイヴィス,マイケル・マドセン,ブラッド・ピット,ハーヴェイ・カイテル,他
【あらすじ】平凡な主婦テルマ(ジーナ・デイヴィス)が、友人のウェイトレス、ルイーズ(スーザン・サランドン)と共にドライブに出かけた。途中のドライブインで、テルマが見知らぬ男にレイプされそうになった時、ルイーズはその男を射殺してしまう。二人はそのまま逃避行に移るが…

 

今年の1月にDVDで再鑑賞したところですが、今回スクリーンでは初で感激でした。

テルマとルイーズはごく平凡な主婦とウェイトレス。そんな2人は退屈な日常から抜け出し週末のバカンスを楽しむはずでした。ただ、ちょっぴり羽目を外したばっかりに、ルイーズは銃の引き金を引いてしまい警察から追われることに…。
その場で出頭していれば正当防衛だったかもしれないけれど、ルイーズは昔のトラウマで、逃げることしか頭になかったんだろうなと。
テルマとルイーズの逃避行。混乱するテルマをなだめ導いていたのはルイーズだけど、途中から役割が逆転していくところも好き。テルマが今まで抑圧されていた何かから解放されたように、自由に向かって走る姿が印象的です。
終盤は平凡なんて言葉は何処へやら、悪にはなりきれないけど、犯罪もカッコよく様になるふたりがいました。
そんなつもりではなかったのかもしれない、だけど心の何処かでいつも募らせていたものを吐き出すような彼女たちの笑い声が耳に残ります。
有名なラストシーン。しっかりと手を握り走り出すふたりが、お互いに見つめ合うところは涙腺がゆるみます。爽快だけど切なくて…でも、きっと彼女たちは今も走り続けてる気がするんですよね。
何度観てもいい。あの友情が羨ましいな。

 

(画像はすべてお借りしました)

 

 スーザン・サランドンとジーナ・デイヴィスに決まるまで、色んな女優に話があったとか。でも、どんな作品でもそうですが、このふたりで良かったなって。

ハル刑事を演じるハーヴェイ・カイテルはどこまで彼女たちに肩入れするのかって思うところはあったけど憎めなくていいし、若き日のブラピは声も高くて可愛らしかった〜 今でもあのお尻はきゅっと上がってそうだけど(*^_^*)


もうひとつのエンディングがあるって聞いたんですが、観たことはなくて、どんな感じなのか気になります。


※感想書く元気が出なくて、前回のに付け足して書きました。あしからず(。-_-。)