ダラダラの週末、何となくネットサーフィンなんかをしてて、岸田奈美さんのブログに行き着いた。

夢中になって読んでしまった。

で、図書館で本借りた。

私の家は、本屋よりも近くに図書館があり、アマゾンで購入するより、図書館に行くのが一番早いのだ。

独身の身の私が、唯一税金の恩恵を受けているのがこの図書館だと思う。

 

そして、借りてきた本は・・・・ちょっと涙を流しながら、一気に読んでしまった。

車いすのお母さん、ダウン症の弟との温かく明るいストーリー。

 

ここでは書かないけれど、家の家族は難ありだ。

家族は嫌いではないけれど、正直、ここまで温かく思えない。

ちょっと自分が冷たい人間というか欠陥がある気がした。

岸田さんの本を読んだからじゃあ自分も明るく前向きに生きようとかにはならない

のが本当素直な自分の気持ち。

 

家族の話が中心だけれど、岸田さんの仕事の話も入っていて、

私は、岸田さんの仕事の話のほうも堪能した。

 

作者の岸田さんは、会社の起業メンバーで、会社員時代のエピソードがあり、

がむしゃらにでもとっても努力し、ガイヤの夜明けに会社を取り上げてもらったり、

会社を大きくしていく様子が書かれている。

アルバイトの球場でビールガール片目に売れないホットコーヒー売って、売上伸ばしたエピソードもある。

ジャニーズの桜井君が試験受けにきた話もあるのだけれど、

桜井君が満点とったエピソードもしかり、

「努力した者が成功するとは限らない。しかし、成功する者は皆努力している」

そんな昔の名言が頭によぎったよ。

 

ずいぶん論点ずれた気がするけど、

色々考えさせられた本でした。