導電体、半導体、絶縁体、帯電( ゚∀ ゚ )? | ぷららさんのお家~サンプラスチック~

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サンプラスチックは高機能フィルム、シュリンクフィルムの

製造、製袋加工を行っている会社ですバレエバレエ

 

導電フィルムや帯電防止フィルムなどの静電気対策フィルムの扱いもあるわが社ですが、

ごくまれに「導電と帯電防止ってどう違うの?( ゚∀ ゚ )?どっちがいい?( ゚∀ ゚ )?」

とお問合せを頂くことも。

 

確かに。普段の生活ではなかなか馴染みのない言葉なので、よくわからないですよね。

今日はこれらの違いをお伝えします。

 

◆導電性(どうでんせい)、導電体(どうでんたい)

Aという物体があります。

Aは電気を流す性質「導電性」がある物体です。

このAという物体のことを「導電体」といいます。

 

◆絶縁性(ぜつえんせい)、絶縁体(ぜつえんたい)

Bという物体があります。

Bは電気を流さない性質「絶縁性」の物体です。

このBという物体のことを「絶縁体」といいます。

 

◆半導体(半導体)

Cという物体はほとんど電気を通さない「絶縁性」に近い特性があります。

ここにある種の元素を含ませると電気を通しやすくなる「導電性」の性質に変化します。

温度によって電気の通しやすさに変化が現れ、

高温になると電気抵抗率が低くなり、電気が通りやすくなり、

低温になると電工抵抗率が高まり、電気が通りにくくなります。

このように、絶縁性と導電性の中間の性質を持つ物体Cは「半導体」と呼ばれます。

 

 

電気が流れる流れないは物体の中の原子核と電子の結びつきがかかわっています。

導体は結びつきが弱いので、簡単に離れてしまいます。

原子核に簡単にくっついたり離れたりする電子は自由電子と呼ばれ、

この自由電子が物質同士を行き交うことで電気が流れるということになります。

逆に絶縁体は原子核と電子がしっかりと結びついているため、

自由電子の数が少なく、電気を通さない仕組みになっています。

 

電線などは、電気を通しやすい銅やアルミが使われており、

その周りを絶縁体の特性を持つプラスチックで被覆して守っています。

被覆することで電気が外に流れ出ることがなくなります。

 

半導体はゲルマニウムやカーボン、シリコンなどの物質のほかに、

以下のような電子板も半導体と呼ばれています。

絶縁体のプラスチックに導電性のある電子部品を組み込んでいます。

この半導体は電気信号を増幅したり、回路のスイッチをON/OFFして

電気信号の流れを制御します。

 

半導体はパソコン、スマートフォン、テレビ、洗濯機、冷蔵庫・・・

その他もろもろ、生活にかかせない機械には必須となっています。

 

そんな半導体を壊してしまう要因のひとつに「静電気」があります。

許容以上の電流が半導体内の回路に流れてしまい、

その電流や発生した熱によって部品が壊れてしまうのです。

 

静電気は物体と物体がぶつかったり、

擦れたりする際に自由電子が移動する際に起こります。

導電体は、自由電子が行き来できますが、

絶縁体のものは電子の行き来ができないため、

その物体の表面上に電子が留まった状態になります。

この状態のことを「帯電」といい、静電気が帯びた状態のことになります。

 

帯電状態の場合、別の物質に接触した際に、

表面にとどまっている電子が一気に移動します。

冬の寒い時期に物を触るとバチッとなるのは、

電子が一気に移動した衝撃です。

 

静電気は物体と物体がぶつかったり擦れたりする際に起こるため、

発生自体をさせないというのは難しい話です。

なので、発生した静電気をどのように逃がしてあげるのかが重要になります。

 

弊社が展開している静電気対策フィルムは大きく分けて3種類となります。

 

■HL-B(導電フィルム)

 

◎特徴◎

ポリエチレン(PE)原料にカーボンブラックを特殊に練り込むことで、

湿度に依存せず、表面抵抗値を10×4乗Ω以下(計測値)を実現し、

優れた導電性を兼ね備えた黒色不透明タイプのPEフィルムです。
アースのように帯電した電圧を瞬時になくす特徴があります。

カーボンブラックを添加しているため、黒色不透明です。

 

◎使用用途◎

液晶関連製品や電子部品・電材等の包装、

簡易的なアース用部品としてもご使用可能です。

 

導電フィルムは外からの静電気はもちろん、

内容物からの静電気も瞬時に放出いたします。

静電気を帯びやすい内容物、粉体物等を静電気の害から保護いたします。

 

また導電性のため、電池等を搭載した部品で接点が直接接地するような場合、

電池を急速に放電させます。

 

■HL-M(帯電防止フィルム)

 

◎特徴◎

界面活性剤添加タイプの静電気拡散性に優れた透明なフィルム。

フィルムに練り込まれた帯電防止剤が湿気により反応し、

フィルム表面に浮き出ること(ブリードアウト)により、

導電層を形成し静電気をフィルム表面より逃がします。

一般的なポリエチレンではなく、

メタロセン直鎖状低密度ポリエチレンをベース原料としており、

引張強さ、伸び、突刺強度、シール強度に優れています。

 

◎使用用途◎

主に精密電気部品の輸送時の梱包材として、

静電気障害(破壊や誤作動)の低減を目的に使用されています。

また、精密機械の出荷、メンテナンス時のほこりよけとしても有効です。
 

 

こちらのHL-M(界面活性剤添加タイプ)のフィルムは、

帯電防止機能の中で最も安価なタイプです。

ただ、ブロッキングが起こりやすく、、

長期保管や湿度の高い場所での保管には不向きとなります。

 

■HL-SSS(永久帯電防止フィルム)

 

◎特徴◎

優れた静電気拡散性を兼ね備えたポリエチレン(PE)フィルムです。

フィルム(樹脂)自体に帯電防止効果があるため、

湿度依存性がほとんど無く、安定した表面抵抗値を長時間持続します。

界面活性剤やスリップ剤が添加されてない非汚染性のフィルムのため、

ブリードによるベタツキ・製品への移行が無く、

印刷落ちやブロッキングの心配がありません。
当社のHLシリーズは、一般的なポリエチレンではなく、

メタロセン直鎖状低密度ポリエチレンをベース原料としており、

引張強さ、伸び、突刺強度、シール強度に優れています。

 

◎使用用途◎

主に精密電気部品の輸送時の梱包材として、

静電気障害(破壊や誤作動)の低減を目的に使用されています。

 

 

規格品や別注品、サイズや価格のご確認など、

サンプルのご希望などなど、お気軽にお問合せください。

 

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