アメリカの太陽光、凄いな | 元太陽光発電技術者の道楽ブログ

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30年余り太陽光発電に携わってきましたが、リタイアすることにしました。
これまでの経験を活かし、我が家の屋根太陽光発電や購入した分譲太陽光発電所の状況・運営・評価などをはじめ、太陽光発電の技術に関連したことを中心に呟いていこうと思います。

アメリカの太陽光発電市場最前線の記事がありましたけれど(米国の事業用太陽光、コスト低下で「追尾型」が主流に)、なんか凄いですね。日本はどんどん取り残されて行かれるような気がしてしまいます。寂しいなぁー。

 

まず、太陽光発電のコストが2017年で1.56ドル/W(パネル出力ベース、パワコン出力ベースでは2.0ドル/W)。これだと10/kWhをずっと下回りますね。日本の太陽光は2倍ぐらいかかりますかね。日本の太陽光はホントに高いな。

 

で、太陽光発電の内容を見ても、結晶シリコン系/薄膜系、固定型/追尾型などいろいろ使われています。驚いたことにアメリカでは追尾型の方が固定型より低コストになっているようです(下図)。日本もそうなっていくのですかねぇ。今やアメリカの太陽光の方が日本より進んでいて、アメリカの動向でこれからの日本を考えた方が良いように思います。とすると、日本でも追尾型を使えば、買取り価格が下がってもまだやっていけるということになりますかね。

 

まぁ、コストダウンが可能ということは嬉しいですが、なにか日本が二流国になっていくようで寂しい・・・。

 

 

 

 

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