3%アップは良い話なのだろうけれど | 元太陽光発電技術者の道楽ブログ

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30年余り太陽光発電に携わってきましたが、リタイアすることにしました。
これまでの経験を活かし、我が家の屋根太陽光発電や購入した分譲太陽光発電所の状況・運営・評価などをはじめ、太陽光発電の技術に関連したことを中心に呟いていこうと思います。

今年の春闘は首相から3%アップ目標が要請され、経団連も前向きに応じているようです。久々に良いニュースだとは思うのですが、もはや賃金収入が無く、20年間の固定価格買い取り制度に依存している私にはやや複雑な思いが交錯します。

 

 

 

賃金だけが上がるのなら何も文句はありませんが、賃金上昇が続くとやはり物価も上がってくるでしょう。もし3%20年間続くと60%も上がることになり、物価もそれなりに上がるでしょう。一方でFITの買取価格は固定なので上がりませんから、つまり目減りすることになりますね。

 

FITが始まったころはデフレ気味だったので、固定価格で問題ありませんでした。インフレになったら困るなとは思いましたが、まさかそうはならないだろうと思っていました。日銀の物価上昇2%目標も難しいだろうと思っていました。今でもインフレにはならないだろうと思っていますが、「賃上げ3%」を聞くと少し不安になります。

 

そもそもインフレで経済成長を狙うと言うのは本当に意味あるのでしょうかね。私は物価が安定してくれる方が判りやすくて良いのですけれど。

 

まぁ、とにかく、投資回収するまでは物価は安定していて欲しいですね。その後は買取り価格が少々目減りしても構いませんから。

 

 

 

 

 

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