元太陽光発電技術者の道楽ブログ

30年余り太陽光発電に携わってきましたが、リタイアすることにしました。
これまでの経験を活かし、我が家の屋根太陽光発電や購入した分譲太陽光発電所の状況・運営・評価などをはじめ、太陽光発電の技術に関連したことを中心に呟いていこうと思います。


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フロートソーラーは水面からの冷気によるパネル冷却効果で太陽光発電の効率が上がると言われています。確かにパネルは温度が上がると効率が下がるので、冷却した方が得になります。しかし、パネル出力の温度係数は0.3 – 0.4 %/度と言われており、水上での温度冷却はせいぜい3-4度(私の想像)ぐらいと思われるので、冷却による効率向上効果は1%ぐらいしかないだろうと思っていました。そう思っていたところに、ため池へのフロートソーラーで効率向上が5-10%期待できるというニュースがあり(ため池を有効活用 水上太陽発電所 開設)、驚きました。

 

このニュースでは伝聞的な表現で5-10%と言っていますので、数値的な根拠について確認をとっていないと思います。しかし、伝聞的にでも5-10%も冷却効果があるというのは気になるところです。

 

実は私の住んでいる所沢市でも今年3月にフロートソーラーを導入し、その時に所沢市は水面による冷却効果があると自慢していました。数値的なことは言っていませんでしたが。私は上述のように冷却効果は大したことが無いだろうとは思いましたので、気になりました。このため、所沢市が公開している発電状態のモニターをずっと追いかけ、我家の屋根発電などと比較していました。下の図がこれまでの様子です。

 

図は我が家の屋根発電に対するフロートソーラーと、同じく市内にあるトコトコソーラー(市内メガ)の比を毎月の発電量について示したものです。各発電所の出力をパネル1kWで揃え比較しています。

 

このグラフを見ると、驚いたことにフロートソーラーは我家よりもトコトコソーラーよりも5-10%出力が高くなっています。トコトコソーラーと我が家はほぼ同じなので、比較はある程度信用できると思っています。これだとフロートソーラーには明らかに冷却効果が5-10%あると言えます。だからと言って、私は水面からの冷却効果をまだ信じていません。

 

しかしどこからこんな差が生じるのでしょうね。設置角度はトコトコソーラーが10度、我家が26度に対し、フロートソーラーが15度とその間の角度となっています。角度の影響とは言い難いですね。パネルはトコトコソーラーがシャープ、我家がソーラーフロンティアに対し、フロートソーラーはLS産電。パワコンのメーカーまでは判りません。パワコンの効率差が影響しているのでしょうか? まだ良く判らない状況です。

 

フロートソーラーは効率が良いと言っていいのかな? いやいや・・・。

 

 

 

 

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