家庭の中でさ、
もう親の独裁やめよう、
やめたいって思うのよ。
けどさ、わからんのだよ、
やめ方が。
・
だって今まで、散々
自分自身だって
親の独裁の中で過ごしてきて、
親の言うこと聞きなさい
先生の言うこと聞きなさい、って
それがいい子だって
そうして生きてきたよ。
だから親になっても
自分だってそうしちゃってた。
そうしようと思ってなくても、
知らず知らずに気づいたらそうなってた。
子どもに対してだけじゃなくて
下手したら夫に対してまで
独裁の力振りかざしてた。
・
・
けどさ、おかしいよ
子どもが自分のこと決めるのに
親の私に
「〇〇していい?」
って聞くの。
夫が
「それママに聞いて」って
子どもに対して言うの。
だからね、
私はやめたいんだよね、
こうゆうの。
子どもたち、夫が
お母さんのご機嫌伺うような
ママがいいって言ったら
“いい”みたいなの。
・
そんなことしてるから
何か決めるときに
みんなに相談して、
みんなで決めたいときに、
「どっちでもいい」
「ママが決めたら」
って言われてしまうんだよ。
だって、どうせ言っても、
最終的にはママが(大人が)
決めるんでしょ、
これ子どもの声だよね。
・
・
こんなん当たり前の話だよ。
だって今まで散々そうやって、
私は(親は)
子の想いや考え、
“やりたい”や“ワクワク”
“知りたい”なんかを
潰したり、
スルーしてきたんだと思うんだよ。
だから、
今からでも、
なんかやれることあるなら、
今からでも、
関係変えたいと思うんだよね、
私は。
自分のためにも。
・
・
それと、
小さい頃の自分のためにも。
そうやって
子どもといい関係になることで
喜んでるんだもん。
小さい頃の自分が。
小さかった頃の自分も、
それで癒されてるんだよ、不思議と。
してほしかったことを、
私は今、
自分の子たちにしようとしてるけど、
それは
私自身にしてることでもあるんだよ。
・
・
独裁やめて、
みんながまぁるくなって、
みんながヨコにいる。
誰が偉い、とか、
上とか、そんなんなくて
ヨコにいる。
そんな家族って、ええなぁと思う。
・
・
知らんから、
気づいたら親と同じやり方してて
いつのまにか独裁になってた。
・
・
別に親を憎んだりはしてないよ。
だって親は私を愛していたからね。
それは間違いない。
120パーセントそうなんよ。
だって今の私がここにいるから。
愛情をかけてもらったから、
今こうしてここに生きてる。
やり方を知らなかった。
親もまた必死だった。
そしてそれのおかげで、
私が知りたいこと、
ほんとに望むことが知れた。
で、
私はそのやり方が分からんから、
それをしてきた人、
身体で知ってる人
そんな中で生きてきた人から
教えてもらうんだ。
どうしたらいいか?って。
・
・
ハウツーじゃないのは知ってる。
知ったからってすぐ出来ないのも、
すごく感じてる。
だから少しずつ、
少しずつだけど変えていくの。
自分を。
そうやって、
子どもたちが側にいる間に
いっぱいいっぱい
子ども達に教えてもらうんだ。
一緒に居られるのなんて、
ほんとにわずかな期間。
少しでも笑ってすごしたい。
せっかく縁あって
こんなに側に
いさせてもらえるんだからね。
・
・
「話し合ったつもりになってない?」
×
「子どもとヨコの関係になろう!」
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