こんばんは。

大好きな安城市の在宅医療に貢献したい!

日だまり訪問看護ステーション

看護師 山田万理です。



お昼頃N病院から

電話がかかってきました。

「Oさん受診してないです。」


やっぱり…アセアセ

Oさんは先週行方不明になった

生活保護受給者です。

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下矢印



先週の水曜日のこと。
Oさんは
隣の市のN病院に自転車で向かって
道に迷って田んぼに落ちて
15時頃ようやくたどり着きました。

帰り道にも迷ってアセアセ
豪雨と雷に見舞われ公園で雨宿りしてたら
うっかりうたた寝してしまい
夜が明けて自宅に向かったはずが
岡崎市に入り込み自転車ごと転倒して
頭から血を流しているのを
通行人が発見して救急搬送救急車


初めての病院なので
帰り道が分からず自転車もないので
タクシーで帰宅
タクシー代8000円なり札束


救急搬送した人は善意だったんだろうけど
私は偽善者だと思います。
付き添って帰りの足を保証してくれるなら
まだしも。
救急車に自転車乗せてくれないから
帰りのタクシー代で貴重な生活費を減らし
移動手段を失いました。



自転車を買い直さんといかん
パチンコに集金に行く
タバコタバコをすぱすぱ吸いながら
ビール生ビールをグビグビしながら言うOさん。

もうもやもや
嫌になっちゃうな…




それでもN病院から
訪問看護指示書が出ていて
処置と経過報告しないといけないので
土日も含めて毎日訪問しました。


骨だか腱だか見えてたのが
すっかり良くなって
あと少しで治りそうってとこまで
改善しましたグッ


本日は受診予約日で
主治医に創部状態を評価して
処置方法の検討をして頂く予定でした。


できれば毎日の軟膏処置ではなくて
3-4日貼り付けたままのドレッシング剤に
変更になるといいなぁと
淡い期待をしてました。


というのも
Oさんのご自宅は汚部屋なんですもやもや
Gのベビーが自由自在に散歩していて
ということは
どこかに親分がいるんだろうしアセアセ
缶ビールの空、ゴミ、吸い殻が
山積みになっていて
部屋から漂う悪臭がスゴいタラー


臭いが強烈だから口で呼吸しながら
ちゃちゃっと処置してます。
それでも臭いが体に染みついて
ファブってからじゃないと
(消臭剤を頭からつま先まで拭きかける)
車に乗れません。
自分の臭いに吐き気を催しますアセアセ
できれば1日の最後に訪問したい利用者です。
毎日訪問は避けたいところ。




冒頭に戻りますが
Oさんは受診していません

嫌な予感はしてました。
前日スタッフから
「本人いわく所持金500円だから
もう病院にはいかんと言ってました。」と
報告を受けていたので。

どうか受診してくれますようにと
祈ってみたものの
やっぱり受診していなかったかタラー


パチンコに寄付したらしいもやもや
自転車がないしタクシーどころか
電車にも乗れないじゃないか。
8月の年金支給日まで
どうやって500円で暮らすんだろ。


というか受診してくれないと
いつまで毎日訪問すればいいのか
処置方法の指示がもらえないじゃないか!
非常に困る。


ダメもとで病院に
「創部の写真を持参して
私が代理受診してもいいですか?」と
交渉してみました。


病院看護師さんが医師に相談して
オッケーもらいましたOK
言ってみるもんだな。
タダ働きになろうとも行くっきゃない!


主治医に写真を見せながら
経過報告しました。
汚部屋で入浴してないことも。

主治医からは
しばらく現状の処置を継続すること。
看護師が完治したと判断したら
手を引いていい。
ただし証拠となる写真を撮って郵送すること。




その後
日だまり訪問看護に依頼した看護師さんと
話し合いました。
✓Oさんは認知症だと思われる
✓転倒頻回でケガが絶えない
✓つかむところがないと立ち上がれない
✓金銭管理ができない

私、Oさんは認知症よりも
ウェルニッケ脳症か
コルサコフなんじゃないかと疑ってます。
受診してくれないと
診断もつかないんだけど…


無料低額宿泊施設は
自立を目指すところですが
Oさんに働く意欲はなく
住む場所を探す様子もありません。

せんべい布団に寝転がり
タバコ吸ってビール飲んで
日がな一日テレビを観て
お金があればパチンコに行き…。
これじゃあ社会的役割も果たせません。


看護師さんが
「とても自立した生活は難しいですね。
地域包括支援センターに相談しようかな。
介護保険を申請してケアマネさんに
生活保護の枠で
施設入所を探してもらうか…」と
言いました。


Oさんには大きな課題があります。
天涯孤独で身寄りが近くにいないので
例えば入院することになった場合
緊急連絡先がないし身元保証人がいません。


日だまり訪問看護はたびたび
生活保護受給者を担当しますが
利用者さんは
身元保証会社と契約していたり
民生委員と関わりがあったり
遠くに親戚がいたり
親しい友人がいます。

親しい友人が
身元保証や代理意思決定において
効力があるかどうか別として
気にかけてくれる存在がいることは
救いになります。


遠くの親戚より近くの友人です。
気が合う友人と長~く付き合うことは
老後の安心になると思います。
フットワークが軽いので
できれば年下とお付き合いすることを
お勧めしますグッ


Oさんが所属してるコミュニティは
一時しのぎの無料低額宿泊施設と
パチンコ店です。
Oさんの人生において誰もが通りすがりで
保証人になってくれそうにもない。


病院の看護師さんが言いました。
「お互い厄介なところに
足を踏み入れてしまいましたねアセアセ
日だまりさんを巻き込んですみません。」


他力本願でお気楽に生きてるOさんに
悩まされる看護師2人。
私は生活保護担当者に報告。
病院看護師さんは地域包括支援センターに
相談することになりました。


って・・・
ちょっとちょっとアセアセ


Oさんの居住地管轄の包括支援センターは
日だまり訪問看護の事業所と
同じ区域にあります。

傷を治して退散しようと目論んでるのに
そのためにボランティアで
代理受診したのに
離れられないかもしれないもやもや



やだー!
取りあえず現実逃避しようランニング
アイス食べよ。



それでは今日はこの辺で。
また明日。