ブログを書く事からだいぶ遠ざかっていました。

色々考えていたり、
時間がなかったり、
少し「病気」というワードから逃げたかったり、、。

自分自身闘病中に書いていたブログは
前向きな気持ちを奮い立たせたり、
ヘアメイクで副作用に闘っていたり、
時には毒や弱音を吐き出して、
同病の方達に励ましや力もらったり、
本当に自分を支えてくれるツールだった。

でも、妻として、
闘病する本人の1番側に居る者として、
改めて
「病気」の恐ろしさ
「現実」の残酷さ
「未来」の不安
があまりに大きくて、
そして、病気になった本人から見える景色が
少なからずとも分かる身として、
現実と向き合う事に背を向けてしまっていた。

それより、いかに普通の日常。
息子との他愛のないやりとりを
無意識に出来る方が大切だった。




父を亡くして分かったこと。

『家族は必ず後悔する』ということ。

「もっと出来ることあったんじゃないか?」
「あの時、ああしてあげたらよかったのかもしれない。」
「あんな風に声かけたあげれたらよかったのかな?」
「本人はどうしたかったんだろう?
分かってあげれていなかったね。」

と。
みんなで一丸となって父を支えたつもりでも、
後悔が残った。

「?」と思うことを聞きたくても、
二度と会えないとまた実感して
物凄い喪失感を感じる。
その繰り返し。


夫に対して、
夫の病気に対して、
現実に対して、
もっと覚悟を持って向かい合わなくちゃいけない。

それが、今、私に足りていないこと。