いつまで続くかは分かりませんが、K-POPの旧譜の記事を書いていきたいと思います。
第1弾はこちら↓
★★★★☆
1. SOLAR (Intro)
2. Superstar
3. 祈り (Feat. Teddy)
4. I'LL BE THERE (ENG.)
5. Wedding Dress (ENG.)
6. CONNECTION (Feat. BIG TONE) (ENG.)
7. Move (Feat. Teddy)
8. Where U At
9. I Need A Girl (Feat. G-Dragon)
10. 僕だけを見つめて
11. Take It Slow
12. I'LL BE THERE (KOR.)
韓国の人気5人組ユニット、BIGBANGのシンガー、Tae-Yang（テヤン、韓国語で太陽の意）の1stフルアルバム。2010年7月リリース。
Wikipediaによると本作は「カナダのチャートで1位を獲得」と記載されているので良く調べるとこんな記事が。
WALKMANユーザーの僕はiTunesのチャートの仕組みが良く分からないのだが、「iTunesR&B/Soulアルバムチャート」でカナダ、アメリカでそれぞれ1，2位を記録すると言うのは中々の健闘ぷりではないだろうか。
アルバムの肝心の中身も素晴らしい内容だ。アイドルの枠組みを軽く飛び越えている。立ち位置としてはまっとうな評価を受けている三浦大知と言ったところだろうか。
一聴しただけだとNe-Yoまんまなボーカルに面食らうが、よくよく聞いていくうちにアジア人特有の線の細いボーカルが、ハングルの柔かい発音と合わさって非常に魅力的に聴こえるのに気付く。
本作は2008年に発売されたミニアルバム、『Hot』から2曲と、米/カナダ市場向けに既発曲の英語バージョンを収録したベスト盤的な扱いで、テヤンの魅力がぎっしり凝縮されたアルバムだ。
序盤のM-2で、洋画のサントラ(つーかロッキー)を彷彿させる豪快なトラック上でテヤンが様々な歌唱法を用いて女性を口説き落としにかかり掴みはばっちり。
続く3では今回ほぼテヤンとコンビで今作を作り上げたTeddyのラップがフィーチャーされた既発曲。
ヒップホップ寄りのトラックで、本場ものでよく耳にする掛け声も相まって洋楽気分で聴ける曲だ。
BIGBANG本体でのライブでも披露する4と8は彼の代表曲。多くのダンサーを従えた豪華なパフォーマンスが大変見事なので是非ともライブ映像を見ていただきたい。
既発曲の英語ver.も見事だが、やはりハングルの方が感情の込め方を心得ているようで言葉が分からずとも心揺さぶられる。I'LL BE THEREはハングルver.英語ver.共に収録されているので聴き比べてそう思った。
アルバム終盤の構成がとても良く、先述の8で盛り上げた後は落ち着いた曲が並ぶ。
BIG BANGとしてともに活動しているG-Dragonが客演した9はシンプルなトラック(新人プロデューサーチュングンによる曲だそうな。後続の育成も欠かさないのがKポップの若手層の厚さの要因の一つだろう)なだけにテヤンの歌唱力を再認識させられる曲。歌も織り交ぜつつスムースにラップするGDもキザにきめていて絶品。
続く10は調べて気付いたがテヤンのソロデビュー当初の曲(2008年の曲!)優秀なプロデューサーがバックについているだけあってこの頃からアーティストとしての路線がぶれていないのはさすが。
楽曲も勿論良いのだがこの曲はMVが大変興味深い内容で、テヤンの彼女がBIG BANGのメンバーに次々と浮気をしていく様をミュージカル仕立てに表現している。テヤンはその悲しみを踊りながら歌って表現するのだが日本でもこのような大袈裟なヴィデオを作ってもらいたい。ネタとして突っ込み笑いつつも、ヴィデオ自体のクォリティの高さにカッコいいと感じてしまう。
そんな相反する気持ちがリスナーの中に表れるのがアーバンミュージックの魅力かなと思うので。
ボートラ的な12を除けば実質ラストになる11はバラードナンバー。
テヤンの官能的な歌にこれでもかと酔わされる正に名曲。
全曲本場ものを意識し過ぎている感は否めないが、彼の実力を考えればそれくらい強気のプロダクションで攻めても申し分ないな、と思わせる名盤。
特に洋楽好きな人は、本作が韓国産ポップスへの招待状となる事は間違いない。
最後に本作から作られたMVを。
M5 Wedding Dress
M8 Where U At
ダンスがヤバい。
M4 I'll Be There
この大袈裟な演出がいい。
M9 I Need A Girl
出演しているのは2NE1のDARAちゃん。可愛い。
M11 Look Only At Me
文中でも触れた問題の寝取られ(?)MV。まぁ確かにTOPとGDに言い寄られたらなびくわな。
第1弾はこちら↓
★★★★☆
1. SOLAR (Intro)
2. Superstar
3. 祈り (Feat. Teddy)
4. I'LL BE THERE (ENG.)
5. Wedding Dress (ENG.)
6. CONNECTION (Feat. BIG TONE) (ENG.)
7. Move (Feat. Teddy)
8. Where U At
9. I Need A Girl (Feat. G-Dragon)
10. 僕だけを見つめて
11. Take It Slow
12. I'LL BE THERE (KOR.)
韓国の人気5人組ユニット、BIGBANGのシンガー、Tae-Yang（テヤン、韓国語で太陽の意）の1stフルアルバム。2010年7月リリース。
Wikipediaによると本作は「カナダのチャートで1位を獲得」と記載されているので良く調べるとこんな記事が。
WALKMANユーザーの僕はiTunesのチャートの仕組みが良く分からないのだが、「iTunesR&B/Soulアルバムチャート」でカナダ、アメリカでそれぞれ1，2位を記録すると言うのは中々の健闘ぷりではないだろうか。
アルバムの肝心の中身も素晴らしい内容だ。アイドルの枠組みを軽く飛び越えている。立ち位置としてはまっとうな評価を受けている三浦大知と言ったところだろうか。
一聴しただけだとNe-Yoまんまなボーカルに面食らうが、よくよく聞いていくうちにアジア人特有の線の細いボーカルが、ハングルの柔かい発音と合わさって非常に魅力的に聴こえるのに気付く。
本作は2008年に発売されたミニアルバム、『Hot』から2曲と、米/カナダ市場向けに既発曲の英語バージョンを収録したベスト盤的な扱いで、テヤンの魅力がぎっしり凝縮されたアルバムだ。
序盤のM-2で、洋画のサントラ(つーかロッキー)を彷彿させる豪快なトラック上でテヤンが様々な歌唱法を用いて女性を口説き落としにかかり掴みはばっちり。
続く3では今回ほぼテヤンとコンビで今作を作り上げたTeddyのラップがフィーチャーされた既発曲。
ヒップホップ寄りのトラックで、本場ものでよく耳にする掛け声も相まって洋楽気分で聴ける曲だ。
BIGBANG本体でのライブでも披露する4と8は彼の代表曲。多くのダンサーを従えた豪華なパフォーマンスが大変見事なので是非ともライブ映像を見ていただきたい。
既発曲の英語ver.も見事だが、やはりハングルの方が感情の込め方を心得ているようで言葉が分からずとも心揺さぶられる。I'LL BE THEREはハングルver.英語ver.共に収録されているので聴き比べてそう思った。
アルバム終盤の構成がとても良く、先述の8で盛り上げた後は落ち着いた曲が並ぶ。
BIG BANGとしてともに活動しているG-Dragonが客演した9はシンプルなトラック(新人プロデューサーチュングンによる曲だそうな。後続の育成も欠かさないのがKポップの若手層の厚さの要因の一つだろう)なだけにテヤンの歌唱力を再認識させられる曲。歌も織り交ぜつつスムースにラップするGDもキザにきめていて絶品。
続く10は調べて気付いたがテヤンのソロデビュー当初の曲(2008年の曲!)優秀なプロデューサーがバックについているだけあってこの頃からアーティストとしての路線がぶれていないのはさすが。
楽曲も勿論良いのだがこの曲はMVが大変興味深い内容で、テヤンの彼女がBIG BANGのメンバーに次々と浮気をしていく様をミュージカル仕立てに表現している。テヤンはその悲しみを踊りながら歌って表現するのだが日本でもこのような大袈裟なヴィデオを作ってもらいたい。ネタとして突っ込み笑いつつも、ヴィデオ自体のクォリティの高さにカッコいいと感じてしまう。
そんな相反する気持ちがリスナーの中に表れるのがアーバンミュージックの魅力かなと思うので。
ボートラ的な12を除けば実質ラストになる11はバラードナンバー。
テヤンの官能的な歌にこれでもかと酔わされる正に名曲。
全曲本場ものを意識し過ぎている感は否めないが、彼の実力を考えればそれくらい強気のプロダクションで攻めても申し分ないな、と思わせる名盤。
特に洋楽好きな人は、本作が韓国産ポップスへの招待状となる事は間違いない。
最後に本作から作られたMVを。
M5 Wedding Dress
M8 Where U At
ダンスがヤバい。
M4 I'll Be There
この大袈裟な演出がいい。
M9 I Need A Girl
出演しているのは2NE1のDARAちゃん。可愛い。
M11 Look Only At Me
文中でも触れた問題の寝取られ(?)MV。まぁ確かにTOPとGDに言い寄られたらなびくわな。