茨城県牛久市で、瞑想の為のヨガ「スンニャターヨガ」を主宰しております、茂木敦子です。
先日、豊洲にあるチームラボの常設展
「チームラボ・プラネッツ」に行ってきました。
▼チームラボ・プラネッツ
館内では
靴を脱ぎ、裸足で作品の中に潜っていきます。
平日の昼間は、外国人観光客の方がほとんどで
そんなに混雑していなかったです^^
去年、お台場にある
チームラボ・ボーダレスの時よりも
発光パターンが増えていて面白かった！
ボーダレスに無かった、
個人的にものすごく好きな展示がこちら。
↓
やわらかいブラックホール！
照明が暗くて、写真は撮れませんでしたが
巨大なビーズクッションが
まぁまぁ広い部屋に敷き詰められていて
まともに歩けない謎のぐにゃぐにゃ空間。
ごろんと寝転がると、
そのクッションに包まれて
とにかく気持ちいい！
壁面には無数のおしり？のような
丸いクッションがズラズラーっと並んでいて
おもしろい^^
想像以上に美しかった！
その場に居合わせた人の動きや立ち振る舞いによって、色やコントラスト、明るさが変わるそう。
入った時は全体的に暗かったけれど
だんだん明るくなってきました。
↑この展示のとなりにあった、
↑見比べると、ぜんぜん違いますね！
「冷たい生命」も素晴らしかった。
「生命は生命でできている」という作品から派生した作品だそうで、
あとで解説を読んでいたら
グッとくるものがありました。
《解説より引用》
「自然の恵みも脅威も、文明の恵みも脅威も、連続的でつながっている。どこかに絶対的な悪意があるわけでもなければ、かといって綺麗ごとでもすまされない。わかりやすい解などないし、感情すら整理できないかもしれない。それでも、あらゆる状況においても“生きる”それを肯定したい。生命はうつくしい。」
「生命」のつかみどころのなさを
絶妙に言語化しているのがすごくいい。
プラネッツの作品は、
ボーダレスのように
絵を描いたり、飛んだり跳ねたりする作品がないので、
作品への没入具合が断然深く
深いからこそ、
作品や作品に込めた考えや思いについて
静かに感じ取れる余白を持てるんだと思う。
そして、作品と作品の間をつなぐ廊下は真っ暗で
足元に赤いライトが等間隔で並んでいて、
わざとジグザグに通ったり
分かれ道になっていたり
入り口と出口の見境がつかなくなっていて
ものっすごく心細くなります。
そこに作品ごとの圧倒される世界観とのギャップが生まれて、
不思議と「死」について感じるようになる。
もし死んだら、
真っ暗な宇宙空間に
魂が放り出されていくのかな、とか
こういう、静かな場所だったら
どれだけ漂っていてもいいかもしれない、とか
ひとりきりだったら嫌だな、とか
気づけばそういうことを考えていました。
だから普段よりもずっと
死が間近に感じてながらも
いま、ここで生きているということを
強く意識したりもする。
子どもが生まれてからは
毎日娘や息子と手を繋ぐようになったけど
旦那さんと手を繋いでいるときは
その時とは違って、
ただ安心できるなぁとか
ちょっとした感覚の違いも
かなりシャープになっていく。
この空間や作品を、どう切り取り残すかは
個人の自由だけど
そういう楽しみ方もあるなぁなんて感じたかな。
だからプラネッツは、
カップルや夫婦で来ると面白いとおもう。
手を繋げる人と
思い思いに展示を楽しめる構造になってました。
科学と芸術の間、というか
遊園地と美術館の間、というか
何にもカテゴライズできない
チームラボの展示は
これからも何度でも体験したい！
バルーンの作品は、
ボーダレスよりも密度が高かった。
旦那さんもぎゅうぎゅうに押しつぶされながら
楽しそうに遊んでました。笑
一時間ほど堪能した後はお腹が空いて、
出口の近くに併設されたレストランに入りました。
あぁ、楽しかった^^
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