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茨城県牛久市で、瞑想の為のヨガ「スンニャターヨガ」を主宰しております、茂木敦子です。


赤ちゃんの寝顔って、ぴかぴかできれいですよね。

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ほんとにきれいだなぁ


娘は眠たいとき、わーーーん!と大きな声で泣きます。


そして私は、両手でしっかりだっこして、

彼女の首が私の首にくっつくように、

彼女のほっぺが私の耳にくっつくように、

全身をお互いにゆだねながら、

ゆらゆら揺れます。


そうすると、少しずつお互いにリラックスしてきて、

その延長線上で、深い眠りにつきます。


毎日いろいろ試してみて、

自然とこの流れが身体にしっくりきたので習慣化したのですが、

これって、ヴィパッサナー瞑想をしたときの癒しのプロセスに似ているなと、ある時ふと感じました。


他人のことは手に取るようにわかるのに、
自分のこととなると、とたんにわからなくなることって、よくあります。

静かな場所で、心身ともに整えていくなかで、

「これは一体何?」と混乱することがあります。


腰や肩に強烈な痛みを感じる方もいれば、

怒りや苛立ち、絶望などの感情がふつふつと湧いてくる方もいます。

「それが何かはわからないから、ただただ不気味に感じる」という体感もあります。


これらの体感はまるで、我を忘れて泣き喚いている赤ん坊のよう。


垂れ流し状態の情報空間(テレビやSNSを四六時中過剰に見聞きすること)に身を置いていると感じることのなかった様々な体感が、

ヴィパッサナー瞑想中はこれでもか!というほどに明確に認識するようになるのです。

そして多くの場合、何かを我慢していたり、ある特定の感情を押し殺している部分がドバドバっと出てきます。


この状況を快適な状態へ導くコツは、体感を深追いしないこと。


「怒り」だと感じたら、そこから先の思考を止めてみる。

ただ、「怒り」を感じる。

「泣き喚いている赤ん坊」に対して、

「この子はかんしゃく持ちなんじゃないか…」
「夜驚病ってやつだろうか…」と余計な考えを巡らせるのでなく、

「いま、泣いている」という状態を感じ、
その子を全身で抱きしめるように。

(赤ちゃんは、泣く原因が「ただ、抱っこしてほしかった」ということが多いですね^_^)


そうすることで、自分のなかに溜め込んでいた古い情報が廃棄され、心身の不調が消えていきます。



そして、ヴィパッサナー瞑想により快適な状態に向かうとき、

癒されているしるし

が、いくつか見つかります。

それはたとえば、

「どんな暗い感情が湧いてきても、

感謝する対象がいる」ということ。


ヴィパッサナー瞑想を続けていくと、

時として不快な気持ちになったり、やめたくなるときがあります。

いつもイイ気持ち、というわけではないのです。


妙な回り道をさせられているような気持ちになることもあります。

ムダとわかっていても、「怒り」や「悲しみ」の原因を探ってしまうこともあるし、


自分が今、こんなにも泣きたい気分なのは、あの時あの人があんなひどい仕打ちをしたからだ!と、

過去のトラウマと今の暗い感情やうまくいかない現実と紐付けてしまったり…


過去のトラウマと捉えるか、

過去の思い出と捉えるか。

現象は同じでも、捉え方が異なると、ほんとうに面倒なことになります。

トラウマと捉えると、癒しのプロセスはスローダウンします。

いつまで経っても、過去の出来事に執着したままだからです。


そうは言っても、カンタンに割り切れるものではないものも多い…


だから、淡々と瞑想していくなかで
「感謝する対象がいる」というしるしを掴むと、それが心を照らす一筋の光にもなる。

トラウマでさえも、感謝の対象になることだってある。


感謝の対象を作るのではなく、

感謝の対象が浮き出てくるかんじ。


その対象が、人でないこともある。

普段何気無く使っているものだったり、

いつも歩いている道や、住んでいる空間、


からだでもなく、こころでもなく、

ただ感謝の念が沸くこともある。


瞑想をしていると、そんなしるしをしっかりと感じるときがあるんです。



瞑想って、面白いですね。
一度はじめたら、しばらく続けてみるのをおすすめします^^。


【茨城県牛久市栄町3-6 聖ビル3F:スンニャターヨガスタジオ】つくば市、竜ヶ崎市、土浦市、下妻市、つくばみらい市、稲敷市、阿見町からも生徒さんがいらしています。
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