私には本好きな友人がいて,

自分が本を買うついでに"面白そうだったから",と

私の机の上に本を置いていくのです。

これもそんな一冊。

 

ちょっと難しいイメージの題名の表紙を開くと

最初に出てきた文章は予想に反して

 

『素敵な話を聞いたよ, 僕らはみんな

「星のかけら」でできている,って。…』

…なんていう星の王子様を想わせるような書き出しでした。読みやすそうな期待大。

第1章は元素の成り立ちから,

数多くの元素の中でも,生命体が炭素でできている理由

(4本の手を持っていること),炭素でできた物質の構造が

まとめられていました。

 

続く第2章では石油,石炭の利用とデメリット

第3章では二酸化炭素による地球温暖化、さらに新素材の開発へと展開していきます。

 

地球温暖化についてはかなりの紙面を割いてあり、

数年前の本ですが今読んでも

海の酸性化など、あまり知られていない影響も詳しく書かれており、

改めて二酸化炭素の排出量を減らさないと

地球は🌏変わってしまうと実感させられる内容でした。

 

ところで、二酸化炭素が増えていると毎日のように報道されているものの

呼吸が苦しくなるわけではないし,なかなかその増加量って

分かりにくいと思うのです。

小学校の授業でも,理科の時間では

社会の時間では

…のように取り上げられることがあるのではないでしょうか。

どちらも正しくて難しいです。

そこで,自分も大気の図を書いて勉強してみることにしました。

 

空気の組成を普通にグラフにすると,

二酸化炭素は線の太さにも満たないです。

 

0.04%=空気の分子2500個分の1つ。

窒素,酸素,アルゴンのみの2500個に

二酸化炭素を入れてみました。

…ここに入れてました。

二酸化炭素は太陽から地球に降り注ぐ赤外線を吸収して

地球を温める役割をしているものの1つです。

 

仮に大気中の二酸化炭素が全くなかったら

今より7℃くらい気温が下がると言われているそうです。

これ1個有無で7℃の気温の変化があると思うと

二酸化炭素の温室効果はすごいと思うのです。

 

ここが知りたい地球の温暖化

によるとこのような温室効果をもつものには

水蒸気や二酸化炭素,雲,オゾンなどがあります。

これらが全くなかったら平均気温が33度も下がり

-18℃になってしまうそうです。

二酸化炭素が増えれば水蒸気も増えますから,

地球温暖化はどんどん進んでしまうんですね。

 

気象庁のデータによると, 空気中に含まれる二酸化炭素は

昨年から2.3ppm増えているそうです。

そして産業革命から200年の間に1.5倍になっているそうです。

 

省エネ,出来ることから進めていきたいです。

私が暖房代わりに愛用しているのが湯たんぽ。

低温火傷には注意ですが一度温めれば長いこと使えて,快適ですラブラブ

 

 

ゲームをしながら考えるのも楽しそう。年末年始の遊びに取り入れてみるのもよいですね。