玄米は、白米と比べて、カロリーはほぼ一緒なのですが、栄養価は違います。
栄養素は、胚芽とぬかに95%、胚乳(白米はこの部分です)には5%しか含まれていません。
そのため、
★食物繊維は約5倍!
≪お茶碗1杯分(160g)はキャベツ120gに相当≫
★ビタミンB6は約12倍!
★マグネシウムは約7倍!
★鉄は約6倍!
格段に違います。
その他の栄養素を比べても、玄米の方が圧倒的に多いんです。
健康を維持するために必要な栄養素が豊富に含まれていることが、『完全栄養食』といわれる所以。
だからこそ、ダイエット、デトックス、便秘解消、美肌効果などたくさんの効果が期待できますし、
体が活性化するので、基礎代謝もUPします。
また、腹持ちが良く、血糖値の上昇が緩やかなので、太りにくいという特長も!
歯応えがあるため、よく噛まないといけません。
そうすると、満腹中枢が刺激されるので、早食い、食べ過ぎを防ぐこともできます。
玄米は『完全栄養食』といわれるほど、栄養バランスが整っているのですが、
白米よりも歯応えがしっかりとしていて、よく噛まないと消化しにくい食べ物です。
だからこそ、満腹中枢が刺激され、早食い、食べ過ぎを防ぐこともでき、ダイエット効果が期待できるのですが、
消化機能が弱っている方には、負担がかかってしまいます。
そのような方は、玄米だけではなく、白米とブレンドして食べたり、水を多くして、柔らかめに炊いた方がいいですね。
また、
玄米に含まれる「フィチン酸」は、がんやその他の病気の予防に効果があるといわれているのですが、
ミネラルの吸収を阻害してしまうというデメリットがあります。
ですが、水に浸けると、影響力がなくなるので、必ず浸水してから炊いてくださいね
(できれば、6時間以上)
それに、浸水した方が、消化、吸収もしやすくなり、柔らかく、もちもちっとした食感になるので、美味しく食べられます。
また、ミネラルが豊富な自然塩(未精製の塩)を加えて炊いたり、
野菜や海藻をおかずにして食べたりするのも
オススメです。