映画「少女は卒業しない」 | sunada3216の書きものブログ

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 朝井リョウさんが執筆してから10年ほど経って、「少女は卒業しない」が今年世に出されたというのを、何も知りませんでした。原作も読んでません。
 ただ占いで「今日は孤独を感じたりするだろうから、感情を出し切るために、悲しい映画を観るといい」とあった日、仕事帰りにタワーレコードに寄って映画DVDを見てたら、この作品が目に付きました。


 パッケージを見ても微妙だなとしか思わなかったので、一度棚に戻しましたが、どうしても気になって購入しました。
 これともう一本DVDを買ったんですが、店員さんがなぜか嬉しそうに笑っていたのが印象的でした。

 映画のレビューを書いたサイトを事前にチェックしてみると、「ただ苦い」という感想がインパクトあり、それだけで「ああ、見てる途中で疲れて寝ちゃう奴」と思いました。それはそれで寝付きがいいならありがたかいかなと。

 見始めたら果たして静かな映像が流れ続けて、ヒロインたちは浮かない顔してばかり。
 これは本当に地雷だったかと思ったら、卒業を間近に控えた彼女たちがいろいろな表情を見せ始め、最後まで見入ってしまいました。
 タイトルの意味もなんとなくわかりました。
 特典映像の舞台挨拶なんか見ても、本当に知らない役者さんばかりで、なんかみずみずしいし初々しいと感じました。
 BDで見たんですが、なぜか同梱されているDVD版の方もみてみたいなと思う作品でした。