最近当院で多数の方が肩の痛みで受診してます。
いわゆる四十肩かな？の簡単な見分け方はこちらです。
症状
ある日突然誘因なく肩の痛みが出る。
肩そのものでなく首、肩甲骨周りが痛い。肘が重だるくなったり、腕の違和感やしびれ？のような症状に気付く。
肩を動かさなくてもズキズキする。
このような症状はいわゆる四十肩を考えて下さい。
四十肩は肩に付いている筋肉の腱に炎症が起き、炎症物質が筋肉の繊維に沿って広がるため上記の症状を起こします。
40代や50代に突然発症するので四十肩、五十肩と俗称で呼ばれています。病名は肩関節周囲炎や凍結肩です。
治療のポイントはこちら。
まず腱の炎症をいわゆる痛み止めを定期的に服用して鎮める。痛み止めは消炎鎮痛薬といい、腱の炎症を治す治療薬と思って下さい。
肩を動かすエリアを維持する。維持の方法は受診時に教えています。
動かすエリアの制限が強い、痛みで夜も寝られない際は肩関節ブロックを当院ではしています。ブロックを受けてもすぐに帰宅できます。入浴も大丈夫。
治癒には半年から1.5年ほどかかるため、痛み止めを数ヶ月服用してもらっています。
あれ？肩が痛い。といったいった際の参考にして下さい。