オタベク・ホルマトフVSレイモンド・フォード(WBAフェザー級決定戦) | ボクシングライフW

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趣味と言うよりライフワークになっているボクシングについてとりとめもなく感じたままに

昨日のニューヨーク興行メインイベント。

アマチュア時代の堤駿斗のライバル、ホルマトフが一足先に世界のリングに上がる。

対するフォードはスピードスターとして海外鑑賞を嗜むボクシングファンにはお馴染みの選手。


サウスポー対決。


初回、互いに右リードを伸ばす。ホルマトフのリーチの長さが見映えが良い。


2ラウンド、右だけのフォードに対し、ホルマトフは左クロスを織り混ぜる。足が引っ掛かりフォードは大きくバランスを崩す。


3ラウンド、ホルマトフ、上下に打ち分ける。左フックを浴びてフォードは大ダメージ。


4ラウンド、フォードが右フックを振るいながら前進。ホルマトフは打ち合わずに下がる。


5ラウンド、フォードは完全にファイター化。ラスト10秒、ホルマトフの左ストレートがヒット。


6ラウンド、フォードが右フック、右ジャブでポイントを挽回。続く左が欲しい所。


7ラウンド、互いにボディを叩き合う。ホルマトフのボディの方に威力を感じる。


8ラウンド、フォードのジャブで足の揃ったホルマトフがバランスを崩す。


9ラウンド、ホルマトフは足を使いながら長い1-2、左右ボディでダメージを与える。


10ラウンド、互いに右ジャブを突く。ラスト10秒、フォードの右フックがヒット。


11ラウンド、ホルマトフの攻勢が上回る。


ラストラウンド、劇的な幕切れが待っていた。

フォードのアッパーでホルマトフは大ダメージ。残り時間ラスト30秒、逃げ回るホルマトフ。ホルマトフ、背中を向けてしまいレフェリーストップ。


ややホルマトフ優勢だったと思っていただけに衝撃的なストップ。

背中を向けたら棄権と取られても仕方がない。

フォード、嬉しい初戴冠。

ただ、王座決定戦でタイトルを取りながら返上の話をするのは如何なものかと思う。