お次は、
土橋真二郎さんの「生贄のジレンマ上」です。
書店であらすじを読んだときには、前に流行った「王様ゲーム」みたいなのかな?と思いましたが、まぁ...王様ゲームみたいでした。笑
けど生贄のジレンマの方が人間の醜い心が良く書かれているし、学年全員なので人数が多いです。
上巻はまだまだ序盤な感じで謎は解き明かされません。
制限時刻までにクラス投票で生贄を選出しなければクラス全員が死に、選べば生贄以外の人が次の制限時刻まで生き残れる。そして生贄志願者が校庭の生贄の穴に飛び込めば全クラス二十四時間助かる。
そんなゲームのような設定です。
これがなかなか面白い。
最初はただみんな驚き、悲しみ、現実を見ようとせず、人任せ。そんな中、周りとは違う考えや行動力を持っている主人公や主要人物達が、逸脱しているように見えます。(そこがかっこいい)
この本はやはり、人のジレンマが見所かな。
助けてやりたい、けど俺は犠牲になりたくない。
そう言った人の心情に考えさせられる所がありました。
