吉田健二

 

1st.ALBUM  

 

"Real McCoy"

 

 

11月14日

 

配☆信☆開☆始

 

 

 

 

Real McCoy

 

1.Sunshine

2.1,000万

3.Full moon party

4.別れ話 - album version -

5.核実験 - continue - 

6.Golden featuring YOU-SEE

7.Real McCoy - album version -

 

 


最後の1曲です。

 


 

曲は魂

 

魂込めて書いた曲だから

 

背景とか色々ありますよね

 

全部お伝えします。

 

 


今日は

 


7.Real McCoy - album version -

 

 

 

7.Real McCoy - album version -


《要約》
「ケンジ君、リアルマッコーイにならないといけないよ」30歳の時、New Yorkでアパレルブランドの社長に言われたその言葉が今作のテーマだ。娘を亡くしたショックで音楽から離れていた3年間を最大限少ない言葉で表現した。午前4時、タイムズスクエアは明るかった。INGENIOUS DJ MAKINOの曲を聴いていた。"吉田 健二"に改名したのは等身大でいるためだ。この曲は誰にでもある挫折や困難に届けたい。

"Kenji, You should be “Real McCoy”.” he said. He was the president of a clothing company. 
I was in NY and 30 years old that time. His word is the theme of the song.
In the song, I tried to express my 3years, when I was keeping distance from music due to the torment that I lost my daughter, with the fewest words. At 4 a.m, it was light in Times Square. I was listening to songs "INGENIOUS DJ MAKINO”. I changed my musician name to “yoshida kenji”, in order to be as I am. I’m willing to deliver this song to frustration and difficulties, which everyone may face.



《解説/背景》

ただただ、普通に働いていました

何の音楽もかず、今までの仲間の活動にも一切目を目を向けず

なんで俺が
普通にサラリーマンやっているんだろうって

1000億回くらい考えてた


昔の自分が大嫌いで

何で俺はこんなに最悪の人間なんだって思ってて


自信なんて皆無


なんで俺の人生はこんなことが起こるんだろうって


暗闇、まさにどん底


俺の気持ちをわかってくれる人なんていない



俺は娘を亡くしたかわいそうな男



いつまで経っても娘との思い出とか

その時の家族の顔とか

頭の中にへばりついてて

家で酒を飲んでボロボロ泣いてた



全然金もない



手取り20万円の給料ではどうやっても暮らせないから

掛け持ちで仕事とバイトをして


節約、


つい1年前の自分とは180度変わってしまって


魂を抜かれた人


すごい優しくなっちゃって


いい人


だって何にも興味もないし

こだわりなんてないから


誰にも意見も感情もない


無関心


ため息、落ち込み


なんでこんな人生なんだろうって


考えても考えても変わらないから


ただただ酒を飲んで

家族との時間に向き合って

自分勝手な感情を捨てて
家族といる時間を大切にしようと思った




今、こうやってちゃんと話せるけど

つい1ヶ月前までは、なかなか言えなかった 




実際、夏のネットラジオ出演時も

はっきりとは言えなくて、ごまかして話を続けた



言う必要もないし、言ったらみんな暗くなるし

なんて言ったらいいかわからないって顔するから

娘が心臓病で死んだなんて

言えなかった



読みたくない人とか聞きたくない人は

ここから先は読まなくていいですよ





娘が死ぬ瞬間と、その意味の話をします





何で自分でもこの話をしようと思ったのかはわからないし



特に理由はありません



この Real McCoy という曲には

本当に、過去現在未来、全て詰め込んでいます



目の前で自分の家族

しかも生まれて半年の子供が

目の前で死んだ時



頭が真っ白になって、ぐるぐる回って

何が起こったのかわからなかった






前日、容体が急変した


ナースコールしているのに

担当医がなかなか来なかったから

本当にイライラして不安でしょうがなかった


だからその日は
担当医を変えてもらおうと思って病院に行った



病院に着いたらすぐ偉い先生が来て 




「非常に危険な状態だからそのつもりでいてください」と言われた




よく意味がわからなかった

病棟に行くと娘は睡眠薬で眠っていた

小さい体で生きていた

体重は生まれた時より軽くなっている




だんだん

だんだん

その時が近づいてくる



えっ、本当に?

本当に椿が死ぬのか?





退院して


酸素ボンベを着ける生活
小学校の体育は出来るのかな

他の子より成長が遅いけどしょうがないよね

大人になれば普通に生活出来るよね


そう信じていた

その気持ちが根っこから引きちぎられる

むしり取られて八つ裂きにされる



1月に生まれて

2月に手術して

4月に一回退院した

でもすぐ再入院

ほんの3週間だけ
家族で生活出来ました


奥さんと姉の京美と椿の3人で

同じ寝相で眠っている姿は

本当に愛らしくて

今でも忘れない




なんで死ぬんだ?

なんで?

今日俺の娘は死ぬのか?





どうやって考えても理解出来ない





椿、椿ってずっと声をかけて
早く退院してまた家で一緒に寝ようって


声をかけ続けた








最後息を引き取る時は

そんな小さな体に

何十本も強心剤を打ち込んで

どうにか心臓を動かしていた


何本も何本も、


どんどん心電図の波が小さくなっていく



だからどんどん注射を打ち込む

もう、見ていられなかった






もう、いいです






そう言った瞬間、







医者は注射を打つのをやめて








その心臓は止まった

 






小さな命は

生まれてすぐに、また戻って行った





なんで椿は生まれてきたんだろう

何をしに来たんだろう


命をかけて俺の家族に

何を伝えに来たんだろう


考えるのが怖くて


答えなんか

見つけるよりも

悲しさとか憂鬱さが勝ってて






約5年間、向き合えなかった






でも今は分かっている

椿に胸を張ってありがとうと言える






今、この人生が面白くてしょうがない



死ぬほど面白い、楽しい!!



毎日毎日生きている感じがたまらなく楽しい!!




やっと椿の死が、腹に落ちた



わかった



この瞬間だ


今この瞬間のために椿は来てくれたんだ



俺をラッパーにしてくれるために来てくれたんだ

ありがとう



椿が来てくれたから

だから俺は判断を間違わずに

こやってちゃんと進めているんだ



半年間だけの命を持って

神様が俺たち家族のところに来てくれたんだ

だから俺は生まれ変わることが出来たんだ



素晴らしい人達に出会って

本物の歌を歌うことができるんだ

ありがとう




今のこの気持ち

教えに来てくれたんだ



等身大の吉田健二は

前向きな曲しか歌えません


この曲は


全ての人への出会いに捧げて


一生歌い続けます