前回に住友林業緑化が他社と比較しても値段差大きくない、というのを書きましたが、大事なことを書き忘れてました。
金額差が大してなかったのは第二期工事の見積でして。
第一期のカーポート工事は普通に緑化たっけーなー
という感想です。
カーポートはWeb上で見積もり見れたりするので、金額差で際立ってるというのもあるんですが。
うちはLIXILのフーゴFというのの1台用にしました。ネット上では30万くらいでいくらでも見つかるところ、緑化ではほぼ倍のお見積。
外構工事全般で言えばコスト減のためにどこまで手を抜けるかは難しいポイントで、単に金額だけで比較すると後で痛い目見そうだなーと思ってたんですが、
カーポート単体なら数をこなして安く施工してくれる会社に頼んでもいいよなぁと思います。
なんで緑化で頼んだの?
でもうちはけっきょくお高い緑化に頼んでます。
なぜ倍の金額払ってまで?と言うと、ご存知の方も多いですが法律上カーポートは建物面積として計算する必要がありまして。
役所に建築確認申請をしないといけないことになっています。
家の間取りが決まったタイミングで「以降は修正出来ないですよー」みたいな説明を受けることも多いと思いますが、これはその時点の間取りで申請がもう開始してしまうからですね。
家本体の申請タイミングまでにカーポートの設置位置を決めて確認申請に入れ込んでいくと、2回申請する必要がなくなります。
※ちなみに軽微な申請であれば初回申請後でも修正申請して対応できるみたいです。うちも窓やらなんやらで何度か対応してもらってるはず。会社によって有償のこともあるみたいですが。
うちの外構担当は三協アルミのカーポート推しで、確認申請後の打ち合わせで最近出た新しい製品をお勧めしてくれたんですが。
サイズが微妙に大きくなってしまって、設計さんが流石にカーポート大きくして延床面積増えるのは軽微な変更では厳しいとコメントしてました。
確認申請はするが別会社で施工したい!
じゃあ建築確認申請としてはカーポートを家本体の申請に含めてもらって、施工自体は施主が自分で会社を選んでやってもらえばいいのでは?と思う方。
たぶんそのやり方で対応しれくれるハウスメーカー、工務店はかなり少ないんじゃないかなと思います。
というのも、建築確認申請は書類出しておしまいではなくて、完成後に書面通りの建物が建っていることを役所の人が現地まで確認に来るケースも普通にあるようです。
つまり申請した内容通りに建築されていなければ承認がおりない可能性もあるので、自社の施工じゃないカーポートが原因で建物の引渡しができないリスクなんて取りたくない。
そうなると緑化でやらせてね、となるわけですね。
建物だけで申請して、カーポートを建てたタイミングでもう1回建築確認申請することもできますが
申請を依頼すると10万〜くらい手数料がかかってくる相場のようです。ローコスト追求してる会社だと対応してません!というとこもあるのかも?
番外: カーポートの建築確認申請しなかったらどうなるの
うちが相談したとある外構業者さんは、まるで政治家のような言い回しで
「まあ街にこんだけたくさんあるカーポートがぜんぶ建築確認申請してるかというと、そうでないケースもあるっすよ」
と匂わせてました。
ルールがあるなら守るのは大前提として、でも守らなかったらすぐにペナルティがあるかと言うとケースバイケースですよね(政治家的言い回し)
ただ言ってしまうと建築基準法違反の建物になるので、家の売却なんかでトラブルになる可能性はあるらしいです。
あとは確認申請の現地調査で問題になるケースもなくはないらしい。
うちはなんかモヤモヤを長く引っ張りたくはないので、カーポートは本体と同時施工!で決めて臨みました。
ということで、カーポートSCにほんのり未練ありわがやの外構第1期工事のお話でした!