決して私の話ではないです

今日読んだ本の話

最近、久々に読書熱上がって、本屋さんに行ったら、なんとなく本探して買っちゃってます。
贅沢だな、、

今回はこのミスを受賞?した本を。
前回、このミス大賞!って本を買ったら面白くなくて、すごくがっかりだったから、これを買うかは迷ったんだけど、あらすじ読んだら、ちゃんとミステリ物っぽかったので、購入。

こっからはネタバレ含みます

スマホを落とした恋人を持つ女と、スマホを拾った犯罪者という2人の目線でお話が進みます。
犯罪と人間模様とどちらも書かれてるのに、不思議なのは、人間模様と犯罪があんまり関わりのないこと。
ちゃんと、お話はからまり合ってるんだけどね。
人間模様が理由で起きる犯罪ではないのよ。ホントにスマホを落としただけなのに、って感じ。

犯罪者目線があるから、どんな風に犯罪を進めて行ってるかとか、過去の事件はどうだったか、とかちゃんとあるんだけど、犯人の風貌とかはちゃんと書かれてないから、誰が犯人なんだろ?とか考えます。そこでミステリ要素を出してる感じ。
と、言っても登場人物少ないから、この人か?とかは思っちゃうんだけどね。
逆に、武井さんとかも、怪しくは見えちゃうんだけどね笑
ただの浮気性な男でしたわ笑

最後の一行でちょっとあったかく終わって、嫌な気持ちにもならない、良いお話でした。
読みやすくて、2、3時間で読めるのも良かったな。
それに、彼女の過去は、あ!そうだったんだ?!っていうのもあって、素直に驚いたよ。だから、実家に帰らないんだねぇ、実は。

犯人は、なかなかにヤバい犯罪者です。
ネット犯罪ってこんな風に起こるんだ、、ってのを、もしかしたら、強めに出してくれてたのかな。
かなり教訓
SNSは怖いな
いや、これもそうなんだけど
あと、ランサムウェアで、スマホを人質に取られたら、現代人アウト
私も誰とも連絡取れないよ、、
怖いな

ってなことも学べる面白い本です!