パリ暮し(15): お洗濯 | Signoraのブログ

パリ暮し(15): お洗濯

旅行で一番困るのが、お洗濯。二週間くらいの旅行なら、一度も洗濯しなくていいように、下着とソックスは、二人分を14セット持ちます。後は、汚れが目立たない、濃い色の服を着まわします。ただの黒いTシャツも、ネックレスや綺麗な色のスカーフを巻けば、高級レストランでも気後れせずに入れます。人は大抵、顔と上半身に最初に目を向けるし、テーブルに着席すれば、下半身や靴は見えません。服装よりは、スマートな態度の方が大事かも。
でも今回のように、二週間以上になると、やっぱり洗濯しないと、薄汚くなって、自分でも嫌になります。パリには、自分の家に洗濯機を持ってない人が多いのか、コインランドリーがたくさんあります。シニョーラたちが居るアパルトメントの目の前にも、一つあって大助かり。

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大きさの違う洗濯機が三種類あり、値段も違います。一番小さい7kg用で3.70ユーロ。洗濯機に洗濯物と洗剤を入れて、蓋を閉め、お金を払う自動販売機みたいな機械にコインを入れ(ちょうどの金額でなくても、お釣りはちゃんと出ます)、洗濯機についている番号と同じ番号のボタンを押すと、洗濯機の電源が入り、温度を選ぶ表示がでます。選ぶと、洗濯が始まって、何分かかるか表示がでます。待っててもいいけど、小一時間かかるので、たいてい、みんな何処かに行って、終わる頃に戻るみたい。管理人が居て、お掃除したり、機械のメンテをしたり、不審な人が来ないように見張ってるので安心です。

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洗濯が終わると、この大きな乾燥機で乾かします。冗談抜きで人間が一人すっぽりはいる大きさです。洗濯機と同じで、コインを入れて、番号のボタンを押すと、乾燥が始まります。10分で1ユーロ。2サイクルすると、全部乾き、厚手のジーンズも渇いたので、感心しました。これだけ大きいと、服もクシャクシャになりません。

このコインランドリーしか行ったことがないので、他の場所はまたシステムが違うのかもしれません。

(続く)