一時期ハマっていたAAW。

 

参戦するレスラーの質も良いですし、試合内容もPWGみたい米インディーを代表する試合とまではいきませんが、安定して良質な内容を残してくれます。

 

この大会はどのカードも良いカードぞろい。今だからこそ振り返るとこの日に参戦した選手は将来、AEW、WWE、NXT、NJPW、IMPACTに所属することになってますから凄い大会ですね。

 

この日の選手の中で一番出世したのはドリュー・ギャロウェイ。現WWE王者のドリュー・マッキンタイアです。一度WWEを退団して小さな団体から再スタートして最終的にはWWEで王者になるとは・・・この時は想像もしていませんでしたね。対戦相手はIMPACT時代はDJZと名乗り、現在はWWEに所属しているが影は薄いホアキン・ワイルド。デカいスーパーヘビー級に軽量級選手が挑むという構図でしたが、その構図をしっかりと描き切った濃厚な試合でしたね。ギャロウェイは小さい相手を蹂躙する姿が見事ですし、DJZもそのシチュエーションを活かして挑む戦い方が見事でしたね。ギャロウェイの場外戦の荒々しさやDJZのハイフライ、粘りが見事に噛み合ってスタンディングオベーションの試合になりました。ミッドカードでこの内容なら大成功と言えるでしょうね。

 

205LIVEで活躍中のアイザイア・スコットも当時はシェイン・ストリックランドの名前で活動中。同じくハイフライヤーのARフォックスと対戦。フォックスのゆったりながら綺麗で正確性のあるハイフライとストリックランドのキレッキレの動きの見ごたえは十分。ハイフライヤー同士でもしっかりと試合が出来る両者なので一進一退もバッチリ、ハイフライヤーらしいハードなスポットもあり綺麗にまとまっている内容ですね。上記の試合には及びませんでしたが、ミッドカードとしてならこれも見ごたえバッチリですね。

 

他にも現AEW所属のレイ・フェニックスとペンタも参戦。NJPWに参戦中のACHやトレヴァー・リー(NXTのキャメロン・グライムス)と対戦して、ルチャインディーらしいムチャクチャな試合をやっています。好勝負ではないですが、メキシカンらしいド派手な観客席ダイブやカナディアンデストロイヤー、断崖式パッケージパイルドライバーが見れるので良かったです。

 

セミファイナルでは新日本参戦中のザック・セイバーJr.とNXTのカイル・オライリーとのシングルマッチが実現。正統派同士のレスリングが見れる試合で非常に楽しみな一戦なのですが、凄い試合を期待しているとその期待には沿えない試合になっているので注意です。お互いの持っている技術をぶつかり合って鬩ぎあいの攻防をするのですが、どの面においても良い試合止まりで特別なレベルにはならなかった。良い試合だけど凄い試合ではなかったというのがこの試合の評価ですかね。PWGでの一戦が素晴らしかったので、それを見た後にこれを見ると肩透かしな内容になってしまいます。ただ、王座戦でもないですし、メインでもないのでしょうがないのかなって感じです。この試合目当てならこっちよりもPWGの試合を見た方が良いです。

 

そのセミを抑えてメインになったのがサミ・キャラハンvsロウ・キー。お互い暴力的なまでにハードな打撃が売りの選手なので打撃の打ち合いの激しさはこの日の全試合で一番でしたね。ロウ・キーが遠慮なしにジョン・ウーをぶち込めば、キャラハンは客席に突っ込む勢いのトぺをぶち込む。終盤のチョップの打ち合いも激しいし、やり返しの激しさもこの日一番、キャラハンがテープでロウ・キーの腕をロープに固定して椅子攻撃をすれば、ロウ・キーもキャラハンの顎を外そうとするし、バイオレンスなやり取りもこの二人ならではでしたね。しかし、ロウ・キーのフットスタンプのエグさはプロレス界でも一番ですね、完全にキャラハンの上に全体重乗っけてますし(笑)

 

最後は介入決着なので純粋な1vs1ではないのが残念ですが、この二人の良さは十分に味わえる試合になっているのでメインとしては十分な試合内容です。全9試合でカードのネームバリューがそもそも高い。レビューした試合はどれも良質ですし、ZSJvsオライリーが期待値より下位になったことを考慮しても素晴らしい大会でしたね。

PWGの13周年記念大会。

 

メインは前回の記事のAAWの大会でも行われたザック・セイバーJr.vsカイル・オライリー。

 

ただし、AAWとの試合とは違ってこちらはしっかりとしたレスリングの鬩ぎあいから関節や打撃を繋げていって、その攻防から負傷箇所を生み出しそこをじっくりと攻めるというしっかりと筋書きがある試合内容になっています。オライリーはZSJの足、ZSJはオライリーの腕を攻める。オライリーに関しては自分が攻めていても自分の腕を痛めるという程でそこをザックが徹底的についていく、あまりに熱くなってセイバーはオライリーの頭部に容赦ないストンピングを喰らわせるし、オライリーは打撃のコンボでZSJをダウンさせたりと硬い打撃も打ち込んでいく。この二人ならではの関節技の攻防もありましたし、AAWの試合での不完全燃焼を燃焼させてくれる試合になっています。

 

その次に面白かったのはチャック・テイラーvsトレントのパートナー対決。

序盤にショルダータックルをして倒れた相手に手を差し伸べて起こしたり、ロープワークの攻防でハグをしたりこの二人の展開らしいコメディ要素が見れますが、試合が進むにつれて試合はハードコアマッチ。並べた椅子にパワーボムにブレンバスター、梯子に向けてのショルダースルー、画鋲まで出てきてその上にフランケンシュタイナーにパイルドライバー。ただのシングルマッチだと思っていたら予想外の展開が続いてみている人たちを熱狂させましたね。ただ、スポットの激しさは文句なしですが、その道筋やそれ以外はそこまでだったので、そこに何かあればもっと凄い試合になっていたでしょうね。

 

あとは懐かしいSUCK IT!!を連発していたヤングバックスの安定した仕事ぶりの試合が見れたのは良かったですね。総合としては良い大会ですがPWGというカテゴリーで考えると少し物足りないか。

 

PWGは今年はコロナの影響で大会が打てない形になっていましたが、来年はどうなるんでしょうか?AEWから選手とか借りれるのかな?その辺も注目していきたいですね。

 

久々に米インディー団体を丸ごと見たのでレビュー。

 

米インディー見てた時はデスマッチをちょこちょこ見ていましたが、米インディー見る機会が減らしてからはめっきり見なくなってしまい、家に積みゲーみていになっていました。今回久しぶりに見たので少しずつ消化していきましょう。

 

3年前のGCWのワンデイトーナメント。昔はデスマッチ=CZWのイメージでしたけど、ちょっと前からデスマッチ=GCWになったようなイメージ。ただ、2017年はGCWとCZW両方に出ているレスラーも多いからまだその時期じゃないのかな?

 

大会は8選手によるトーナメントなので決勝戦に行く選手は3試合するのですが、デスマッチトーナメントだとダメージの深さで試合が進むにつれて動きが非常に悪くなったり、試合そのものが直ぐに終わってしまうというアクシデントな展開がたまにあるのですが、このトーナメントにおいてはそれが無かったのがまず良かったですね。

 

トーナメントなのでその後のことも考える必要があるので、試合時間も適度。昔はただただ長いだけデスマッチとか見ましたけど、そういうのもないのが〇。

 

試合に関してはのゲイジvsシクロペが1回戦の中では飛び切りの試合になっていて、デスマッチファイターらしい気持ちのぶつかり合いがみれました。ゲイジの容赦のない椅子攻撃やそれに耐えるシクロペの構図、凶器攻撃を喰らっても何事無かったかのように立ち上がったり試合のボルテージの上げ方がこの試合は飛び切りでしたね。釣り竿の魅せ方も悪くはなかったし、試合のテーマであった剃刀ボードの使い方も最高でしたね。フィニッシュ前のリプレイでシクロペが顔面ウォッシュを喰らう覚悟を決めた顔なんかも素晴らしかった。

 

決勝戦はそのゲイジとトレモント。トレモントはCZW見てた時にはデスマッチファイターの人材不足とか思ってたんですが、いつの間にかアメリカデスマッチシーンのトップに立ってました。まぁ、自分の見る目がなかったですね(笑)

 

決勝戦はコンクリートブロックをリング一面に敷いた状態での試合。決勝進出した2人はやはり連戦のダメージで普段通りの動きが出きない。そうなると動き以外の部分で試合を作る必要が出てくる。ただ、トップデスマッチファイター同士ですからそのやり方はお見事でしたね。蛍光灯の打ち合いもただ打ち合うだけではなくて、その中にストーリーを生み出してました。さらに動きが落ちていると言っても、リングがブロック一面に敷かれているので、基本技であるボディスラム一発ですら致命傷になりかねない。なので動きの遅さを技を喰らわないために慎重になっている展開にする事で見事にカバーされてました。技を喰らっても直ぐに起きれないのも納得の展開です。そして、その攻防で決勝戦は他のどの試合よりも緊張感も生み出していて、観客も大騒ぎするのではなくて固唾を飲んで見守っている試合になってました。しかし、最後はこの大会一番のど派手はフィニッシュなんですからもう最高でした。

 

トーナメントはどの試合も面白く、決勝戦が理想的な内容で行われているので大会自体は文句なしで素晴らしい出来。トーナメント外では当時はまだ期待の若手枠だったジョーイ・ジャネラとテディ・ハートの好勝負とは言えないですが、デスマッチ団体らしい滅茶苦茶な試合内容で楽しめます。トーナメント外のデスマッチもあるのですが、そっちはストーリー展開重視になっていたてこの大会単品で見てた自分は良く分からず(^-^;

 

ただ、フリーダムズによく来てたシクロペやミエドや当時フリーダムズの王者だった正岡選手もいるので日本のデスマッチファンでも馴染みやすい内容になってました。非常に良い大会でした。こんな大会やっているんですからGCWがアメリカのデスマッチシーンのトップに立ったのも納得で日本大会を開けたのも頷けますね、素晴らしい大会でした。

コロナ再開後の2回目の現地観戦。

 

国技館もコロナの影響で間隔を空けての開催。前回の後楽園もそうでしたがとても快適ですね(笑)

 

とにかく情報量が多かったこの日の両国。公式戦なのにただの公式戦で終わらせないあたりが新日本プロレス。あんだけ色々と動かしまくったり話題作ったりするのか新日本プロレス。

 

ビーの介入、オーカーンの帰国&乱入、オスプレイ裏切りのターン&新ユニット結成、蹴りだけの試合を作る飯伏とタイチ、両国メインの石井智弘。

 

まぁ、とにかく凄かったですね。オスプレイvsオカダが両国のメインだと思っていたらジェイvs石井だったのも最初はビックリでしたね。勝ち星関係からすれば石井vsジェイがメインで必然なんですけど、カードの価値とかから考えればオスプレイのオカダ越えみたいなのも一つのテーマにもなりえたわけですし。

 

最後は介入決着でしたけど試合は凄かったですけどね、鉄柱越えのトぺコンやったり掟破りのコーナードロップキックなど特別感あるムーブに身体能力抜群の攻防も見ごたえバッチリでした。前回のベストバウト級の試合には及びませんでしたが、メインでない以上時間を与えられらないですし、前回以上の話題を作ることには出来たので成功と言えるでしょうね。

 

飯伏vsタイチはひたすら蹴りしかしないという新しいコンセプト。現地の2階席からだと蹴りの強弱が分かりづらくて痛さが伝わらない蹴りもあるなって印象だったんですがワールドで視聴するとその細かい強弱もちゃんと確認取れるということが判明。現地で見るよりも映像で見た方が面白いという非常に興味深い試合でした。蹴りの出し方も意表を突いたりカウンターとバリエーション豊富でしたね、次回はこれに通常のプロレスを交えて試合をすればもっと面白くなりそうなのでリマッチよろしくです。

 

メインはプロレスが上手い選手同士の試合が見事に噛み合った試合でした。石井選手の攻防の難易度の高さには驚き。丸藤選手が閃きの天才なら石井選手は読み合いの天才と言っていいかもしれないですね。終盤の読み合いで会場がどよめきましたからね。そしてジェイのヒール要素も相変わらず素晴らしい、石井選手のハードヒット要素と完全に噛み合ってました。試合のリズムも攻防のバランスも上質なまま最後まで突っ切りましたからね。膝攻めをやりあうんじゃなくてやられた後にやり返すって非常に難しい攻防も自分の膝を犠牲にするという最高級の魅せ方で見事に成功させました。

 

 

いやもうお腹いっぱいですね。鷹木みのる、裕二郎コブもありましたし、やはり後半の3試合がどれも語るには十分な凄い試合ばかりだったので大満足の興行でした。

 

次は優勝決定戦。オスプレイの裏切りもあって今回はアンダーカードも注目な試合がありそうで非常に楽しみですね。

 

 

ブログの更新も久々。コロナの影響でプロレス観戦が激減してプロレスの熱が他の物に移っていったんですけど、昨日の後楽園ホールで久々の生観戦でやっぱりプロレス最高だなって気持ちでした。プロレス観戦が7か月ぶり。声も出せない拍手しかしないできない。以前とは違った観戦スタイルなのは理解していましたが、それでも選手たちは依然と変わらない試合をしてて、そんな空気だからこそ凄い攻防をすると歓声ではなくてどよめきが起きる空間というのを堪能しました。

 

コブのF5000、タイチの鋭い蹴り、オスプレイの身体能力、ジェイのカウンター、石井vs鷹木のどつきあい。

 

特にメインの鷹木選手のパンピングボンバーは無音の会場だから音が凄い。ワールドで確認したんですけど、現地で聴いた音の10分1くらいの音しか聴こえなかったですね。そんな感想もやっぱり生観戦じゃないと味わえないんですよね。

 

久々のプロレス観戦だったので試合の感想をガッツリとは書けないんですけどとりあえず思ったのこと。

 

・オカダ選手のフィニッシュのマネークリップ。レインメーカーを封印してフィニッシュの鉄板の攻防がなくなりましたが、それでも色々な工夫や入り方は良いですね。マネークリップは当初、オカダ選手が余裕感を出すための技にも見えたのですが今回の試合では必死感が伝わりました。「余裕的な雰囲気を作るためのマネークリップ」「必死に相手を締め落とすためのマネークリップ」この使い分けを出来るようになればより凄い試合が出来るでしょうね。

 

・オスプレイvsジェイは互いがこうするからこうしようという意図が組み込める序盤は素晴らしかったですね。ただ単にお決まりの鉄板ムーブだけじゃない特別感がありました。ただ、試合時間が短かったですね、ジェイが珍しく足攻めの布石を回収することが出来ませんでした。これが18分じゃなくて20分越えの試合だったらしっかりと回収していただろうから勿体なかったですね。ただ、それを切り捨ててもお釣りが来るような試合だったのでまぁ、文句なしです。

 

・メインは自分も久々に生観戦した20分越えのど付き合い。石井選手がリアルに辛そうな所を鷹木選手がフォローを入れたり、互いの意地の張り合いなど良いもの見ました。上記も書きましたがパンピングボンバーの音がヤバかったです。

 

とりあえず次の観戦は両国初日。それまでG1はワールドで観戦かな。でも、やっぱり受け身や打撃の音は生で聴くのが一番だよなってのを思い出した大会でした。