こちらの記事に引き続き、

農水省「⼩⻨(⾷⽤)のかび毒、重⾦属及び残留農薬等の分析結果」

令和4年度版を見ていきたいと思います。

(出典はこちら

 

アメリカ

 140点中、検出されたのは138点で検出率99%(H30検査の98%より微増)

 濃度は1.8mg以下(H30検査の1.9mgより微減)

 

オーストラリア

 42点中、検出されたのは7点で検出率17%(H30検査の45%より大きく減)

 濃度は0.05mg以下(H30検査の0.3mgより大きく減)

 

カナダ

 81点中、検出されたのは81点で検出率100%(H30検査と同様)

 濃度は1.4mg以下(H30検査の2.3mgより減)

 

ドイツ

 R4検査では対象になっていないようで、検査結果そのものが無し。

 

フランス

 12品中、検出されたのは1点。検出率8%(H30検査の0%より増)

 濃度は0.02mg

 (定量下限ギリギリなのでH30検査ではギリギリ下回ったために検出されなかった

  ものが存在していたということかな、と思いました)

 

いずれにしても、検出率がゼロでなかったものについて、

「基準値以下だから良い」とするのか

「検出されていること自体が問題」と見るのか、

そこが意見の違いのポイントですね…

 

もう少し、両方の立場からの意見や論拠を見ていきたいと思います。