突発性難聴専門鍼灸師のチベットです。
情けをかけることってあるでしょ。
処分や結果がすでに決まっていたのに、相手の状況をくみ取って、決まっていたはずの決定を変えてしまう。
日常生活でもよくあるでしょ。
絶対にクビにすると決めていたのに、相手に泣きつかれてズルズル雇用関係を続けるとかさ。
患者として引き受けないと決めていたのに、相手の苦しい状況を聞いてしまって、つい引き受けてしまうとか、さ。
このなさけというのは、絶対にやってはいけないことだと、最近とくに思うんですよ。
他人にかける情けは、自分自身を後になって苦しめる。
話を聞かないと決めたら、絶対に相手の話は聞いてはいけない。
話を聞いた時点で、すでに自分の設定は狂ってきているのだから。
初診時にめんどくさい相手だなと感じても、相手の話を聞いてしまったがゆえに断らずに引き受ける。
その結果、後になってから「やっぱりここに来なきゃよかった」とか言われることになる。
他院ではなく、うちに来ると決めたのは自分自身なのに、自分の選択を正当化したいがために文句をいう。
そして、そんな人を患者として引き受けると決めてしまったのは、こちらの責任でもある。
僕はまだまだ甘いよな。
相手を引き受けると決めたら、相手がどんなことをしてきても引き受けなければいけないし、
引き受けないと決めたなら、絶対に相手の話を聞いてはいけない。
僕にはそれができていなかった。
その結果、お互いにとって後味の悪い結果となる。
ま、患者さんは返金されて内心ほくそえんでるのかもしれないけれど、
僕の失った時間は二度と帰ってこない。
新患を断ることで時間を作っていたわけだから、新患にも迷惑をかけている。
情けをかけてもらった相手が、いつか自分に恩返しするなんてことは、所詮は漫画の世界だけのこと。
本当にプレッシャーがかかった状態では、情けは何の役にも立たないもの。
だから、これからは本当にもっと自分自身に対して厳しくしないとな。
もう、僕は情けはかけないからな。
チベットでした。


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