目:アオイ目
科:アオイ科
属:トゲアオイモドキ属
種:アブロマ・アウグスツム(トゲアオイモドキ)
この花も科目の項目が数年前に変更になったようで、
何処のサイトでも、その事について記載されています。
アオイ科のお花の事は、今年に入ってから勉強するようになりました。
立葵やムクゲもアオイ科のお花、
それぞれ属によって花の形態が変わって行っても、
元になる所は同じようです。
【アブロマ・アウグスツム】というお花。
私が見た時はもう果実の状態でした。
このお花はアジアに咲く花。
原産国は熱帯アジア・中国、そしてミクロネシア。
ミクロネシアって何処かな?っと思って調べたらハワイのほうの国でした。
8月の後半、少し涼しい風が吹いたので、
きっと、このお花はもう実をつける事を選択したんだろうと、
写真を撮りながら思いました。
【アブロマ・アウグスツム】
立ち姿がやっぱりアオイに似ていました。
背が高くて私の顔や胸の高さに果実が見えたので、
もっと暖かな所だと大きく成長するんだと思います。
お花の形が、そのまま残っていましたが、
これもアオイの花に似ています。
でも、このお花をとても詳しく解説されていたサイトでは、
只単に「アオイ」と似ているのでは無く、
アオイも、どの種類のアオイなのか、
花が閉じて果実を付けて姿が立葵に似ているからでは無いか、
などなど色々な事が載っていました。
【アプロマ・アウグスツム】
画像を検索してみたら花の開き方が全然、立葵とは違っていました。
花が咲いているのを、この日見られなかった事が残念です。
このお花の果実と花弁から出る白いモヤモヤしたモノは、
繊維として活用されて来たそうです。
主にロープなどの紐に加工されて使用されて来ました。
日本への渡来は残念ながら調べきれませんでしたが、
このお花の名【アプロマ・アウグスツム】は植物学者のリンネが命名したそうなので、
それなりの歴史があるんだと思っています。
来年、このお花の咲いている所を是非見てみたいと思っています。
日本では「トゲアオイモドキ」として名前を知られている、
【アプロマ・アウグスツム】ですが、私が見た時は棘はありませんでした。
果実が出来ると棘は消えてしまうものなのでしょうか?
もし、そうだとしたら まるで人が年をとって、
丸くなって行くのと似ているなっと思いました。