私が高校に進学した頃は、
今よりずっと、高校名にこだわる風潮が強かったように思います。
合格者名も新聞にズラッと出た時代です。
周囲もそうだったかもしれませんが、
自分がとてもこだわりました。
その高校に合格しただけでとても優位に立つ自分になったような気がしました。
(本当に気がしただけでしたね、恥ずかしい話です)
そして、その対極にある「片付け問題」は、
恥ずかしく、隠しておきたいことでした
この相反すると思っていたものが、「発達障害(仮)」と考えてみたら、
どちらも同じ根から発生しているんだと理解できました。
例えば背が低いという特徴と同じものなんだと、考えてみました。
(身長で悩んでいる人がいたら、申し訳ありません。
たまたま私が考えたのが、背が低いということだったので、ご理解ください。)
背が低いから、高いところに手が届きにくい
背が低いから狭いところですばやく動ける。
これだけのことだったんだ、と思ったら、
気持ちがずいぶん楽になり、
「私も、これならやっていけそう」
と思いました。
勉強ができることを、全能のように思わなくていい
人よりできることを隠したり、できないふりをしなくていい
片付けができないことで、私と言う人間全部がダメじゃない
背が低い人が踏み台を使えば、高い所に手が届くように、
自分にあった踏み台を用意すればいい
「相反する」と思っていたものどうしが「仲間だった」と
気づいた日、なんだかとても嬉しかったです