片付けができないことは、

私にとって「恥ずかしいこと」「隠しておくべきこと」でした。

 

子どもの友達が「遊びに来たい」と言っても

散らかった部屋を見られるのが恥ずかしかったので

片づけが間に合わない時は、断っていました。
子ども達にはかわいそうなことをしました。

 

結婚した直後に、妹に

宝石赤「お姉ちゃんが片付けできないのがお義兄さんにばれたら大変だと思って、

宝石赤ヒヤヒヤしながら日を過ごしたわ。

宝石赤私から絶対にばらしてはいけないと思ったから

宝石赤ばれずに結婚式の日をむかえることができて、ホッとした。

宝石赤本当によかった。」

と言われました。

 

私は、結婚相手にまで隠しておこうとは思わなかったのですが

妹にこんな心配をかけてしまったのかと申し訳なく感じました。

 

恥ずかしいからと隠しておくと、そのことじたいがぼやけてきて、

(本当は深刻なものなのにショボーン

自分できちんと向き合うことをしませんでした。

 

また「恥ずかしい」「隠そう」という気持ちや行為からは

「ちゃんとできるようになるよラブラブ」というメッセージはあまり感じられないので

絶望的でもありますねもやもやもやもや

 

 

そして、得意分野の勉強ができることについてはかなり賞賛されました。

女子が少ない進学校に通っていたことで

「頭がいいって有名よキラキラ」なんて言われたことも一度や二度ではありません。

 

でも、賞賛されたからと言っていい気になってはいけません。

 

級友たちに「勉強できると思って威張ってる」と批難されたり

(空気が読めませんからねウインク)、

また知識をひけらかすと陰口を言われたりするからです。

 

というわけで、こちらは「能ある鷹は爪を隠す」を信条にデレデレ

普通の学力の人のようにしていると感じもいいわけで、

(と自分で思い込み)

決して能力のあるようなふりをしてはいけないと思っていました。

 

不思議なもので、そう心がけていればそのようになっていくものです。

勉強を頑張ったのは15歳までで、

その先は「バカだったね」って言われるほど

しなかったし、できなかったのだから、

努力しなければそうなるのも当然です。

 

自分の今ある本当の姿から目をそらし

ただなんとなく、昔、他からの評価が高かったから

「遠慮しなくては」としていたら、本当に何もできなくなっていましたぐすんタラー

 

 

苦手なものは、恥ずかしいからと自分の中でぼやかしてごまかし

得意なものは謙遜し、遠慮しなくてはと、

これまた自分の中でもきちんと把握しないようにしていたので、

私が自分でとらえる自分像は、ぼや~っとしたつかみどころのないものになりました。

 

その結果、何を目指し、どう歩いていったらいいのか、

何もわからなくなりました。

そして、無為に時を過ごしてしまったのですタラー