歌の力、って不思議ですね
仕事の関係で、
宅地建物取引主任者の資格を取るため勉強をしたことがあります。
子どもに授乳しながら、参考書を読んでいたのが懐かしいな
民法、とか、宅建業法、とか、
ちんぷんかんぷんで見たことも聞いたこともない言葉や内容に
一生懸命取り組みました。
おおかたは、意味がわかれば問題を解くことができたのですが
どうしても暗記しなくてはならない項目もありました。
こっちは理屈ではありません。
学校の勉強からは何年も離れ、
子育て真っ最中のお花畑のような頭に
どうやったら、この内容が頭に入るんだろう
試験まであとわずか、大詰めにさしかかり、
子どもを夫に預けて勉強に行った図書館の机の前で考えました。
「歌
かな
」と思いつき
歌を作りました。
最後まで、苦労した２つの箇所だったので、２曲です。
ひとつは「青い山脈」
もうひとつは「笛吹童子」
（選曲が…
）
メロディーに、覚える項目を重ねていきました。
作るのにちょっと時間がかかりましたが、
できてしまえば、驚くほどスラスラと出てきます。
暗記部分は、これでバッチリ
試験も合格できました
後日です。
テレビのクイズ番組で、ある部族の問題が出ました。
「文字を持たないこの部族が手紙のかわりに
使ったものは何でしょう」
私は
「うた～～
」と叫びました。
正解
相手に伝えたい内容を、ひたすら歌にして覚えれば
何日歩いても、忘れずに伝えることができたそうです。
歌の力って、不思議で
そして、すごいなって思います
