1.旅の目的
今回は、札幌の会社から東北大学に出張となり、その午後、半休を取って東北のハイブリッド車が走る新線・仙石東北ラインで石巻に出かけました。
2.交通機関は航空機❔JR❔
鉄道Fanを自称&鉄道事業に従事していますが、お恥ずかしながらまだ、八戸〜新函館北斗駅間の東北・北海道新幹線を利用したことありません。。。そこで、今回は、JRで仙台に入ろうと航空機と比較してみました。
1)距離感
仙台〜札幌は730㎞。東京~岡山とほぼ同じ距離。東京から見ると、北の2大都市ですが、東京~岡山間には名古屋,大阪がすっぽり入るので、随分離れています。
2)所要時間・運賃
業務は午前中なので、前夜、仙台泊りとして調べました。所要時間は航空機(IBEX)が3h44’、JR(特急北斗+新幹線はやぶさ)利用で、6h52’。圧倒的、航空機の速さです。
運賃は正規運賃で航空機34,6702円、JR22,720円で鉄道有利ですが、1ヶ月前程度に予約できると仮定し、それぞれ格安チケットを探すと航空機(IBEX28)11,160円、JRとくだね30で19,000円と航空機利用が安くなり、時間的にも運賃的にも航空機利用をせざるを得なくなります(当然会社は安い方支給🥴。。)
他に仙台〜札幌間は、正規運賃が高い順に全日空>日本航空>IBEX>AirDo>PEACHとなり、それぞれ格安運賃を発売しているので、運賃と出発時刻との相談になります。
なお、現在建設中(2030年度開業予定)の北海道新幹線が開業すると函館北斗~札幌間が1時間程度で結ばれ、結果札幌~仙台間は3h30’となって時間的には航空機と互角勝負になります。
3.初搭乗 IBEX航空
1)会社概要
チョットこの航空会社のこと、調べてみました。初就航は2000年。会計ソフトJDLの子会社で仙台,伊丹空港を中心に就航していますが、なぜか本社は東京江東区。使用機はすべてカナダのボンバルディアCRJ700。全日空とすべてコードシェアしている(Sumioも全日空の予約サイトからこの航空会社をしりました)。
2)ボンバルディア/CRJ700
航空機は日本人にはあまり馴染みの無いカナダのボンバルディア(ボーイング,エアバス,ボンバルディアが3大航空機メーカー)。HPにもありますが、わずか70席(最大横4席×縦20列)の小さなリージョナル・ジエット。Sumioはプライベート感満載、他のお客さんとも運命共同体の様な感じがし、飛行機っぽくて、小さなジェットは好きです。
座席の背中にある安全のしおりのやつ。絵の通り、エンジンは最後部双発機。Sumioは一番後ろの窓側を選んだので、ジェットエンジンの音が凄まじかったぁ~~~。
新千歳空港ボーディングブリッジからいざ、搭乗(20:15)。
室内は天井がご覧の通り低く、通路も狭い。しかし座席のクッションはとても良かった。
3)バランスが崩れるので歩行禁止❕のミニ・ジエット
東京羽田発着の旅客機にはなく驚いたのは、この表記。ナント・Nantes・南都「離陸時、機体のバランスが崩れるので歩行禁止」の注意がありました。機内はAzone〜Fzoneまで区切られ、旅客はそのzoneからの移動を禁じられています。いやぁ~~、貴重な体験をしました。
機内サービスもちゃんとあります。カップは親会社のJDLのロゴ。
機内誌は、ご当地宮城・鳴子峡推しと牛タン特集
4.仙台空港初着陸
まず、驚いたのが、このボーディング・蛇腹地上通路。
羽田空港では地上降機の場合、バスの輸送が一般的ですが、仙台空港はアスファルト舗装されたエプロン(駐機場)の上を伸び縮みするテント式の通路を通ります。
通路内はこんな感じ(写真は復路時)。「布地の隙間から、滑走路へ出られるじゃ~~ん❔」なんて、考えるのはSumioだけ
旅客の降機が終了すると、ご覧の通り蛇腹が縮みます。
「ようこそ・東北・日本」「はい、こんにちは❕仙台
」
2)鉄道駅が見つからず焦る
到着ロビーは1F。当然、「仙台空港駅は地下にあるだろう……」との思い込みで地下へ潜る階段を探すも一向に見つからず、焦る・焦る。
仙台空港は、珍しく?到着ロビー1Fから2Fへ上がり、跨線橋を渡った先に鉄道駅がありました。普段利用する羽田も札幌も、福岡も全て地下に鉄道駅があります。結果、21h38’発を逃して、30分後の22h08’発になってしまいました。これで、仙台での夕食は、コンビニ弁当🍱になりました。。。
3)仙台駅(22:38着)
やっと、仙台に着きました。
次回は、Part2は業務終了後の仙石東北ライン初乗車レポです。