結城教授「奇跡が起きない限り次もマイナス改定。ケアプラン有料化も確定的」 | 介護経営に役立つ情報 by 吉田りゅうた

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ケアマネタイムスさんの記事 http://www.care-mane.com/news/6701?CID=&TCD=0&CP=1&code=pc1014


結城教授の講演内容は、これからの介護業界の方向性について示唆的。おそらく、全くそのようになるのではないでしょうか。


介護や社会保障の財源が少なく、先に進むにつれて厳しくなるのは周知の事実ですから、占いも何もない。つまり、介護サービスの自己負担は上がっていくわけで、介護が必要となるお年寄りを有する各家庭がそれぞれ自分たちの介護をどのように考えるかをもっとアナウンスする必要があると思います。


介護は基本的に家庭から始まるものだし、昔であれば地域で支え合うものだった。そこには、福祉サービスという考え方はなかった。今はそういった時代ではないし、地域包括ケアの活発化は原点回帰でとても良いと思っています。


話は前後しますけど、「各家庭での介護」をより実践的に考えると、入口はやっぱりケアプランなんだと思います。各家庭でケアプランを作成して、ケアマネさんには添削程度。また、モニタリングや改善といったPDCAサイクルを家庭に近いレベルまで落とし込む。

私がかかわっているデイサービスでは、利用者さまの心身状態等を一所懸命、家庭に届けようとしています。その結果、ケアマネさんに頼り切りだったご家族が介護に積極的になったケースも多くみられます。介護保険法は、PDCAサイクルを取り入れた最高の仕組みがあるので、有効活用すれば福祉コストも減っていくのではないでしょうか。


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