スタッフの定義と役割り | 介護経営に役立つ情報 by 吉田りゅうた

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さて、前回はコミュニケーション能力の定義は、「対象とするヒトが違えば、定義が違うのではないか?」として、介護事業所のコミュニケーションを大雑把に整理しました。


スタッフ ⇔ スタッフ

スタッフ ⇔ 利用者様

スタッフ ⇔ ご家族

スタッフ ⇔ ケアマネ


コミュニケーション能力という本題に入る前に、今回はスタッフという方々を定義します。

これはあくまでも私の定義なので、事業所ごとに違ってもいいと思います。


【定義】

スタッフとは、介護事業所の外部のヒトから見て、その事業所にかかわっているヒト。

具体的に言うと、利用者様やご家族、ケアマネなどの取引先のヒトが、事業所のヒトとして認識すると、そのヒトはスタッフです。また、スタッフを細かく見てみると、次のようになります。


1.経営者

2.施設長

3.スタッフ(生活相談員、管理者など)

4.介護スタッフ


私は、会社として組織づくりをしようと思えば、この区切りで行くべきだと思っています。

よく見かける間違いは、介護保険法で定義してある人員で組織づくりをしようとしている事業所です。

生活相談員や管理者というのは、職能であって役ではありませんから、これを役として組織づくりをするのは無理があります(組織は、役を決めないと成り立たないものです)。

もちろん、施設長を介護保険法でいうところの管理者にやっていただいてもいいですけど、その場合はやはり施設長(所長)なわけです。

あまりピンとこない方もいらっしゃると思いますので、次回はそのあたりに触れます。


こちらも見てくださいねー http://www.suminasu.net